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全国大会1日目
何をどこまでどう書いていいかわからず、
しばらく書き始めるのを躊躇しておりましたが、
全国大会に参加できなかった皆様に、
一応のご報告をするのが私の義務かと思い、
(って、JDSのHPが充実していれば、
そこをご覧下さい、で済むんですが、たぶん
UPされるのも遅いでしょうから・・・)
私の文章ではわかりづらいでしょうけれども、
私の個人的な感想を交えながら
ざーっと書いてみたいと思います。

<日本ダウン症協会全国大会 in みやぎ>

オープニングは、今や仙台の「伝統」になってきた
すずめ踊りで賑やかに。
私の知っている小学生のダウンちゃんたちは、
(エリさんのお嬢さんなど)
この「すずめ踊り」に参加して頑張っている子が多いのです。
毎年の青葉祭りでは、健常の子と一緒に、
とてもイキイキ踊っています。

そして次は荒川ファミリーのコンサート。
前に、渡辺祥子さんのCDをご紹介した時に、
コラボレートしたフルート奏者の荒川洋さんのところで、
少し荒川ファミリーについても触れましたが、
お父様とお兄様がフルート奏者、お母様がピアニスト、
そしてダウン症の知子さんがリコーダーを演奏する
音楽一家です。

まず、22歳になった愛らしい知子さんの
ソプラノリコーダーの澄んだ、美しい音色を
初めてナマで聴いて、自然に涙が流れてきました。

それは、よくある「ダウン症者なのに、よくここまで
頑張っているなあ」という感慨の涙ではなく、
純粋に、その音色の美しさに心が震えたのでした。
書家の金澤翔子さんの書を見た時と同じ、
ダウン症とかそういうことを超えて、
本当に素晴らしいものは素晴らしい、
その人が誰か知らずに、見たり聴いたりしても
感動したであろう、そういう力を秘めたものでした。

そして、最初の感動が少しおさまってから、
改めてその舞台を見ながら、
知子さんのソロも良かったけれども、
知子さんを中心に、
新日本フィルの副主席奏者という、多忙な洋さんも、
お父様お母様も、知子さんのリコーダーの音に合わせて
楽しそうに演奏されている姿に、
こうやって、このご家族は暖かくいつも知子さんを見守り、
心を通わせながら、一緒に育ってきたんだなあ、という
感慨も覚えました。家族としても、とても素敵だなあって。

さて、その次は、前宮城県知事で、今は慶應で教えている
浅野史朗氏の講演。
今も、宮城県の社会福祉協議会の会長は続行している浅野氏。
軽妙な、実践や授業でのエピソードも交えながら、
浅野さんの持論である、
「誰もが一緒に暮らせる社会をめざして」という思いを
熱く語ってくれました。
浅野さんの「施設解体宣言」には、当事者(というか親)
も含めて、賛否両論あって、議論を呼ぶ話題でも
あるのですが、やはり浅野さんの話は説得力ありました。
もちろん、浅野さんは広く福祉に関わっておられるので、
話はダウン症というよりも、もっと広いお話でした。
重度心身障がいの子が、地元の普通の学校に通った
という例なども話してくれました。
人はいずれは誰もが「障がい者」になっていくのだから
誰にも暮らしやすい世の中になることは、
すべての人のためでもあるし、
子どもの頃から、いろんな人が一緒に身近にいれば
そういうことも自然に感じられる・・・

・・・いいお話だったのですが、途中アイがウ○チをして
トイレに行ったり、親子室だったのでまだ良かったものの
子どもたちが飽きて動き出したりして、
全部をしっかり聞けなかったのが残念でした。

第3部は、いよいよみのじさんの息子さんD男くんの登場です。
3人の発表者の中の一番バッターでした。
まずはふだんの生活の様子のビデオ上映。
それから「みやぎダンス」のみんなと、素晴らしいダンスを
披露してくれました。
前日の、玉井先生の講演会の時のパネラーでは
ちょっと緊張していた様子のD男くんでしたが、
この日はぐっとリラックスして、インタビューでも
笑わせてくれるくらいでした。

2番目はおしゃれが大好き歌うのが大好きな27歳の女性。
お化粧する姿がとってもキュートでした。
足のツメまでキレイに塗って、ほんとお年頃のオンナのコ。
趣味がたくさんあって、多忙な日々を楽しく過ごす様子が
紹介されました。一番好きなのはバスケって言ってたけど、
パフォーマンスでは、趣味の1つの、合気道の演武でした

3番目は大学生の小林和樹さん。
一番前の席で、しっかりノートを取りながらの、真面目な
大学生活ぶりとともに、コンパで泥酔の姿も・・・
すっかり「普通の」若者の姿でした。
そして和樹さんと仲間たちのバンド演奏。
和樹さんはギター担当。
もちろん和樹さん以外は健常者です。
この大会のために作ってくれた歌を演奏してくれました。
今風の風貌、歌い方で、カッコ良かったです。

3人それぞれに今の生活を楽しんでいて
イキイキした表情が印象的でした。
アイも、こうやって、大人になっても、笑顔いっぱいで、
自分の好きなことを見つけて、友達をつくって、
楽しく生きられたら最高だな、って思いました。

今回、パフォーマンスを見せてくれた成人の人たちも
最初のすずめ踊りも、ダウン症者(児)だけでやるのでなく、
健常者と混じって一緒に、という活動が多く披露されたのが、
今回の全国大会の特徴でもあり、
とてもいいなあと思ったところです。


一日目だけで長くなったので、今回はここまで。
また続きは次回に・・・


【追記】
あきぷ~さんが、コメントの中で、もっと的確な言葉で、大会のことを補足して
くれましたので、そちらも併せて、ぜひ、お読みください。
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[2006/07/28 07:04 ] | ダウン症・障がい | コメント(7) | トラックバック(0)
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コメント
ありがとう。
>全国大会に参加できなかった皆様に、

事細かに・・・分かりやすく、いや、現場にいることが出来たかのような気持ちになれるカメさんのご報告でした。本当にありがとうございました。

>一応のご報告をするのが私の義務かと思い、

真面目な、カメちゃんなので、報告の仕方も記事もきちっとしてます。
義務というより、・・・私はいつも思うのですが、知った情報取り入れた情報は見れなかったり、また機会に恵まれなかったり・・・そういう方たちの為にお知らせして行く事が「使命」だと思っています。ありがたく、自分もその立場の時はお知らせさせてもらい、またありがたく、カメちゃんたち皆様のブログより何にも換え難い貴重な経験を読むことによって体験させてもらっています。いつもすごいなぁすごいなぁ・・・さすがだなぁ、やっぱりカメちゃんには敵わないなぁっと宮城の空の方を仰いでいます。
教育者だったというより今もその道のベテランなのでカメちゃんはやっぱり私にとってカメ先生です。だから教育者である、かめちゃんはと言ってもいいと思うのですが、どんどん、カメちゃんはカメちゃんらしくカメちゃんの個性で皆様にお知らせしていってください。
それがどんなに、ダウンちゃんママの後輩の私たちの励みになることか・・・

ところで、さすがですね・・・毎回のコメントできないのでまとめてここに・・・
バンジーとは恐れ入りました<(_ _)><(_ _)>
ほんと、さすが・・・色々ご経験されてる。
酸いも甘いも・・・ですね。。(^^)

またね~(^^)/
[2006/07/28 15:09]| URL | ファンタジア #RVcFyNpA [ 編集 ]
v-22ファンタジアさま
そうだね。「義務」って言葉は、読んでくれる人に、失礼でしたよね。ごめんなさい。
義務感で書いているように言われたら気分悪いですよね・・・
だれかに言われて、しなければならない、ということじゃなく、自分がしたくてしているだけなのに・・・
できれば訂正しちゃいたいけど、そういう言葉の不用意さ、なのか、意識そのもの低さなのか、とにかく、
まあ、私の愚かさも含めて読んでいただければいいのかな、と、そのままにしちゃいます。
ご指摘、ありがとうね。

どう書いていいのかわからなかったので、見たまんま書いてしまいましたが、
少しでも雰囲気が伝わったのなら嬉しいです。
でも、教師としてはダメ教師なので、「先生」とは呼ばないでおくれ~!
(ブログにはいいところしか書いてないからね・・・・)

[2006/07/28 16:18]| URL | カメ #1CgDq8ng [ 編集 ]
全国大会の報告、ありがとうございます。
カメさんの隣で見ていたはずなのに、”あー、そうだったのか”と改めて確認したあきぷ~ですv-356
あの日は、午前中が通園施設の夏祭りだったので、あたしが会場に到着したときは、荒川一家のコンサートでした。
会場に入るなり、あの澄んだリコーダーの音色が耳に入ってきて、本当にビックリでした。
友子さんの純粋な心が、そのまま音色になって、会場の全ての人達に届いたのではないでしょうか。何のまじりっけも無い、ただただ一本の金の糸の様に感じました。
浅野さんのお話は、Aが飽き始めたので、あまりよく聞けなかったけど、”人間は全て障がい者なのです。完璧なのは神様だけなのだから”というのが、印象に残ってます。でも、もしそうなら、障がい者って言う言葉、どうにかならないかな~とも思ってしまいましたが・・・。
三人の青年達も、みんなそれぞれ目標を持ちながら、毎日を生き生きと暮らしている様子が見れて、とても頼もしく感じたし、うちのAも、同じように毎日を過ごしていって欲しいなーと思いました。親というのは、子供には願う事しか出来ないんだなーと再認識した一日でした。
カメさん、二日目の報告も楽しみにしていますv-424
[2006/07/28 22:14]| URL | あきぷ~ #- [ 編集 ]
ごめんなさい、”知子”さんでしたね。字を間違えましたv-421
それから、ブログがまたまたグレードアップしましたねーv-353
この前の引越しからまだそんなに日も経ってないのに、画面がガラッと変わっていて驚きです。忙しいカメさんなのに、すごい!!やると決めたら、とことん追求するタイプですか?
しょっちゅう会っているのに、カメさんの一部しか見ていないと思うので、これからどんどんカメさんの内面に迫っていきたいです。(笑いのツボは、何となく判ってきましたが・・・v-392
[2006/07/28 22:28]| URL | あきぷ~ #- [ 編集 ]
このテンプレート、素敵! カメが蝶になって 羽ばたき始めたかな~♪

今までカメちゃんがブログで紹介してくれた方々が みんなステージに上がって活躍されていた様子が伝わって来ましたよ!
普段からの仙台パワーが 全国大会でも爆発でしたね!
頼もしい先輩達がいる仙台で 後から続くアイちゃんたちも たくましく、楽しく過ごして行って欲しいね。
そして その先輩達を育てて来られた お母様や御家族、周りの方の存在が 今ダウンちゃん達を育てているカメちゃんたちにとって 本当に頼りになる存在なのですね。

ますますの良い出会いを!! 全国大会が今年仙台であった事も カメちゃんたちにとってすごく良かったね。
全国大会参加&報告、ご苦労様でした。ありがとう!

いつかアイちゃん達がステージに上がる時には 花束持って行くからね!


[2006/07/28 23:15]| URL | may #yErO6BWs [ 編集 ]
v-22あきぷ~さま
とっても素晴らしい補足をありがとう!良かったわ~。私の語彙と記憶力では、ちょっと足りない部分を書いてくれて。
みんなにあきぷ~のコメントも読んでもらうように、ちょっと追加して書きました。
「何のまじりっけもない、一本の金の糸」という表現、ピッタリだわ。さすが、あきぷ~。v-354
それと、浅野さんの言葉、私もっといっぱい感じ考えたはずなのに、この頃は年のせいか(?)メモしていない話は
すぐに抜けてしまって、なんかこう言葉そのものが思い出せずもどかしい思いだったのが、
あきぷ~のおかげでよみがえりました。そうそう、人は「いずれ」じゃなく、「みんな」「誰もが」障がい者、って
言ってたのよね。こんなインパクトある言葉が抜けるなんて、私もダメだわ~。
ほんとありがとね! 
前のテンプレートは、どうも字がぼやっとして見づらいので、変えてみました。たまたま選んだだけで、
私の腕はなにも上がっていませんが、なんかこっちの方がスッキリして、今の気分に合ってるかな。
[2006/07/29 05:50]| URL | カメ #1CgDq8ng [ 編集 ]
v-22mayさま
ありがと!うふふ、私も飛べそう?・・・「カメも空を飛ぶ」という映画があるそうだけど・・・・
少し夏らしいのをさがしているうちに、なんか空を見上げるこの感じが気に入って、これにしました。

この全国大会は、一応「ダウン症」の集まりでしたが、あきぷ~も書いていたように、
浅野さんのお話など、障がいの有無って何だろう? と考えさせられるものでした。
私たちって、ほんとに、いわゆる「障がい」のある人・子に、いかに教えられ、支えられ、救われているか、
わかりませんよね。前日聞いた玉井先生の講演でも、障がい者を「保護」するという発想ではなく、
彼ら自身が担う役割というものを考えていかないと、本当にその人を人間として扱っていることにならない、
というようなことをおっしゃってました。誰もが人に何かを与えられる、誰もが誰かを支えられる、って。
RYOくんとmayちゃんを見ていると、それを強く感じます。

ほんと、私達は身近に心強い先輩がいっぱいいて、ありがたいと思います。
アイも舞台に上がることがあったら、mayちゃん、見に来てね~!
(って、別に、舞台に上がるような立派な人にならなくても、ほんと、
自分自身が楽しい人生送ってくれたらそれだけでいいんだけどね。)
[2006/07/29 06:11]| URL | カメ #1CgDq8ng [ 編集 ]
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