スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。
[--/--/-- --:-- ] | スポンサー広告
スロースタート
3年前、怒濤のように
新しい生活が
家族みんな一斉に始まった時と違い、
私のスタートが子どもたちの一週間遅れで
子どもたちのそれぞれを気にかけながら
ゆっくりスタートできたのは
とてもありがたいことです。

フルタイムだと、仕事と家庭の割合が9:1ぐらいになっちゃいますが、
今は逆転まではいかないけれど、3;7ぐらいで
(今はまだ、仕事が3までも行ってませんが)
家庭のこと、というか仕事以外のことに、関心を向けられるのがありがたい。

定期的に送られてくる、何種類かのショウガイ児関連の会報も、
専門の英語関連の刊行物も、
毎日の新聞さえも
すっかりツン読になっていて
少し触れば崩れそうなくらい、高く積み上がっていた山に
今ようやく手をつけて、少しずつ整理しています。

新聞はあまりにたまりすぎて、今さら全部読むことはできないけれど
ところどころ目を通すだけでも
こんなに考えさせられる記事や
心を打つコラムが載っていたのに
見過ごしていたなんてもったいない、
やはりいくらネットやテレビで大まかニュースは知っていても
新聞や雑誌には、読み応えのある記事がたくさんあって
そういうものを読む時間が、やっとできたのも嬉しい。。。

そんな新学期始まって一週間、
昨日はアイの新しい担任の先生と
顔合わせの面談に行ってきました。
(昨年度はそんな時間を作り出すのにもひと苦労してました)

初めての男の先生の担任で
アイがどんな反応をするか楽しみでしたが
まだ若い29歳らしい)男性なんですけど、
癒し系というか
アイによると「ドラえもんみたい」な先生で
体型もどちらかというと丸めで
ふわっと温かい、隣のお兄ちゃん的な先生で
アイも何の抵抗もなく、楽しくやっているようです。
(元々男の人苦手とか逆に大好きでベタベタしちゃうとかいう偏りもない子でしたから
 特に心配はしていませんでしたけれど)

でも、さっそく昨日の朝は
校門まで送って行ったはずなのに
その後教室に入らず昇降口でかたまっていたらしく
何と遅刻をしてきたとのことで
聞いてビックリです。
今までは先生がいちいち報告しなかっただけで
そういうこと結構やっていたんだろうな。。。
そういうことしてもいいんだけど
何か理由があるだろうから
そこが知りたいんですけど、
なかなか「どうしてそのまままっすぐ教室に行かなかったの?」
と聞いても、その辺のことは言ってくれません。

教室に入りづらいところが何かあるのかなとも思いますが
一度入ってしまえば
その後は何事もなかったように
お友達とおしゃべりをしたり
普通にやっていたらしいんですけどね。
昨年も時々「お腹いたい」と言って
保健室を訪れていたようですし
まあ、あまり頻繁で、
教室にいるより保健室が長くなるようだったら
支援級への切り替えを考えどきになるかなと思っているのですが
それほどでもなく
たぶん、そこで構ってもらったり
心を落ち着く時間を持って
うまく表せない自分の中のモヤモヤを
そういうことで発散させているのかなと思います。
だから、常に100%完璧な学校生活をめざすのでなく、
時々何かのかたちで息抜きみたいなことしながらも
なんとかやっていけたらいいかなと思います。

なんてそんな親の思いも担任の先生にお話してきました。
特別支援コーディネイターの先生(は、一昨年からずっと変わりません)も
同席してくださって
時々「そういうのはいいことだと思います。」とか
アイのいたずらの話題の時など、
「まわりもアイちゃんだけ特別扱いでなく
 悪いことは悪いときちんと言えるようになっていい時期ですね。」とか
親にも担任にもアドバイスをくれました。
ただ、最後に、その先生が、「お兄さんはアイさんに対してどうですか?
正しく理解していますか?」と、予想外の質問をされ、
兄のことは、さっぱり勉強しないとか、そういう話題には
頻繁に出していたけれど、アイとの直接の関わりについては
話したことも、そして最近はあまりきちんと考えたこともなかったなと
虚を突かれた感じで、はたと考え込んでしまいました。

兄が小学生の頃は、
他のきょうだいたちみたいに、
できるだけアイ関連のイベントなどに連れて行きたいのに
なかなか年齢差もあるし、
あまり一緒に行きたがらないのを無理強いもしなかったし、
野球で忙しかったのもあって、
兄の方のイベントにはアイを連れて行くことはよくあっても
ショウガイ児たちが集まるような場面に
兄を参加させる機会は、普通のダウン症のきょうだいたちよりも
たぶんずっと少ないことを気にはしていました。

でも、中学生になって、
ますますアイに対して冷たいというか、無関心になって
家ではまずかまってくれないし、
アイが話しかけてもろくに返事もしないで、
(それはアイだけじゃなくて私にもでしたから
特別アイにたいしてだけ冷たいというよりは、
思春期特有の無愛想さでもあったとは思いますが)
あまりまわりの空気を読めないアイでさえ
だんだん兄には近寄らなくなっていました。
むしろ兄の友達はみんなアイをかわいがってくれるので
たまに会うと、「アイちゃん」と声をかけてくれ
一緒の車に乗ったり家に来たりした時は
相手になってくれて、アイも寄っていくのですが、
兄には甘えても無駄とわかっているので
兄には遊んでとも言いません。

それを思春期特有の無愛想とだけとらえて見過ごしてきたのは
やっぱり問題があったのではと
先生の言葉にはっと胸をつかれました。

一番これから理解者になり力になってほしい兄弟なのに、
アイのことで兄ガメに気持ちの負担をかけたくない
「お前が将来面倒見てくれ」なんて絶対言わないと思ってきたことは
あるいは間違いだったのではと思えてきました。
やっぱりきょうだいとして生まれて
一時期「なんでこいつがおれの妹なんだ」と思ってもいいから
しっかりアイという存在に向き合わないとダメなんじゃないかと。
自分の人生の中で、やっぱりアイが妹としている意味を
悩みながらさぐっていくべきなんじゃないかと思えてきました。

アイが生まれた時から
兄ガメにはできるだけそのことで負い目や負担をかけたくないと
思ってきました。
アイの存在の意味を、身近に生きていて
自然に感じ取ってほしい、
アイが、容易に理解できない頭で一生懸命算数の問題に取り組み、
短い指で新しいピアノの曲に挑戦している姿を見て
何か感じてほしい。

そう願っていても、
毎日部屋にこもっている時間が長い兄ガメの目には
何もうつっていなかったのかもしれない。
「自然に」なんて、
一緒に「生活」してこそ感じるけれども
食事の時ぐらいしか顔を出さない兄ガメが
妹の存在を疎ましく思いこそすれ
何かを学ぶような機会などなかったのかもしれない。

いろんな物を整理しながら
兄ガメの小さい時の写真なども目にして
アイが生まれるまでは私にベッタリ抱っこしていた姿に
その甘えを5歳までで封印してしまった兄ガメは
親にも妹にも心開かず
自分の世界をつくってしまったのかなと
さびしい思いに襲われました。

でも、好きではなかったにしろ、
小学校の間は、ほんと野球で土日はほとんど兄ガメのために費やしたんだし
嫌いだったピアノも、アイを預けて二人だけで出かける貴重な時間だったし、
けして兄のことをほったらかしにしていたばかりでもないと思い直し、
自分をなぐさめたりしてましたけど。

ただ、アイのことに関しては
小さい頃にこういう病気だからと話して以来、
きちんとアイのことを兄ガメと話したこともありませんでした。
まるで一人っ子どうしが一つ屋根の下にただ同居しているような今の状態、
他で見る兄弟たちは、一緒に遊んだり世話をしたり
もっともっと関わっているのにと思うと
やっぱり親としてはさみしいものです。
兄ガメの育て方どこかで間違ったような気がして仕方ない。

この3年間、そんなことも気にしている暇もなくきた
というのも正直なところ。
今先生に指摘されて、改めて考えてみて
初めて「問題」として認識されてきたので
これから少しじっくり考えていきたいと思います。

それ以外のアイ自身の学校生活については
担任の先生も初めてですごく緊張し不安も大きいのだろうと思いますが
たぶん親があれこれ説明するより、
毎日一緒に生活していく中で、
きっと先生なりの答えをみつけていってくれるだろうと
そういう期待の持てる先生だということを確信できただけで
年度初めの面談は十分でした。
これまで毎年担任の先生が替わったことで
若くてもベテランでも男でも女でも
一生懸命アイとクラスのことを考えてやってくれる先生なら
きっとその先生なりの成長(親の立場でえらそうにすみません)があり
クラスもアイも一緒に成長していけると信じていますから。

面談の後、昨年度担任のN子先生にもお会いして
これまでは元担任が転勤でいなくなっちゃうというさみしさ心細さがあったけれど
今年度は、担任でなくなっても、
同じ学校の中にバックに応援団がいてくれる感じで
すごく心強いのも嬉しいことだと思いました。

というわけで、
早くも新担任にも「問題行動」デビューしちゃったアイですが
温かい先生方の目に見守られて、
楽しみな一年間が始まりました。
先生方、どうぞよろしくお願いいたします。

(卒業した児童館にも、昨日の面談中、時間外にも関わらず
 アイを預かっていただき、ほんと助かりました。
 ブログには書きそびれましたが、
 3年間何と言っても一番お世話になったのはこの児童館で
 3月末卒業する日には涙、涙でした。)

moblog_b372969a.jpg









スポンサーサイト
[2013/04/16 08:55 ] | アイ小学校 | コメント(5) | トラックバック(0)
<<仕事のこと | ホーム | 新しい&久しぶりの・・・>>
コメント
障害を持つ人の兄弟姉妹
私も、病気持ちで、親は、結婚とか諦めていたから、自然と、弟にお姉ちゃんの面倒はおまえがみるんだぞみたいなオーラを出していました。弟が結婚するときも、うちには、こんな姉がいますので、よろしくお願いします。と、母は、確認しておいたと言っています。嫌だと思えば、結婚やめれば良かったのだから。と。
でも、先日、NHK で、障害を持つ人の兄弟姉妹が、発言していて、その複雑な思いを知り、私も考えこんでしまいました。
兄弟姉妹だからといって、背負い込む必要はない。あなたの人生なんだから。とアドバイスされてました。
それでも、たぶん、罪悪感や束縛感はつきまとうのだろうなと思いました。
私も、弟に、弟なんだからと期待する分、冷たいなと感じることが多々ありました。



[2013/04/18 10:08]| URL | まこ #3rp9YX9M [ 編集 ]
管理人のみ閲覧できます
このコメントは管理人のみ閲覧できます
[2013/04/18 13:43]| | # [ 編集 ]
まこさんへ
難しいですね。
たぶんきょうだいは、たとえ親が何も言わなくても、
きょうだいとして何かしら背負っていることを、
小さいうちから感じて育ってきていて
それを重く感じる時もあるだろうし
逆にそのきょうだいの存在によって救われたり
何かを教えられたりして、
けして自分だけがお世話してあげる側ばかりじゃないということを
長い年月のうちにはわかってくるのだと思いますが
成長過程では(あるいは大人になっても)
負担や自分だけ犠牲感、みたいなのが強くなる時期も
あるのかもしれません。
きょうだいだからと、いつも優しく人格者たることを求められても
それ自体が疎ましいでしょうしね。
また、そういうきょうだいの葛藤を身近で見て
病気や障害を持った子(人)自身がさらにまた
傷ついた思いをすることがあるというのも、
親としては切ない思いですけれども、
そういう病気や障害の有無にかかわらず
どんなきょうだいでも摩擦や感情の行き違いや
不公平感などはあるのが当たり前ですから、
いろんなマイナス感情も、
家族なんだから「当たり前」のことと思って
お互いに罪悪感など持たないでいけたらいいですね。
私も長い目で、兄ガメの成長と妹との関係の変化を見守りたいと思います。
[2013/04/23 10:39]| URL | カメ #- [ 編集 ]
うちも同じだけど
思えば、カメちゃんのようにこんな風に深く考えたことはなかった、と
私もはっと考えさせられました。
小さい頃はともかく、成長してくると一緒に過ごす時間も少なくなって
仲は悪くはないものの、特別に良いといえるわけでもなく、
兄が妹に対してどう思っているのか・・とかも
うちの場合はわからないです。
そういう意味で、私は子育てがへたくそで失敗してしまった・・
と思うんですね・・・。

ただ、親としては、彼には彼の人生を歩んで欲しいと思うので
妹がいるから何かができない、とか
何かを諦める、とか
そういう選択はしてほしくない・・・だから
「妹の面倒をみてあげてね」
と言ったことはこれまではなく、
それは間違った対応ではない と思いたいです。

でも私たち親が言わなくても
最近、私の母がよく
「可愛い〇〇ちゃんを頼んだよ。」
なんて言ってますが^^

理想とするものは誰にもあるけど
兄妹関係はこうでなければいけない決まりはないし
2人を信じて、2人なりの関係が作れればいいですよね。

なんだか何を言いたいのかまとめられずすみません。
[2013/04/30 21:56]| URL | tiisai-ningyo #- [ 編集 ]
tiisai-ningyoさんへ
いやぁ、「きょうだい」ということですぐ頭に浮かぶのは
こじかくんのことで、
あんなに仲が良くて優しいお兄ちゃんもいるのに
なんでうちはこう冷たいんだろうと
いつも比べてはさみしく思っていたんですから。
こじかくんとすてぃっちちゃんのような仲の良い兄妹に
育てられたら、もうそれだけで満点だと思いますよん♪
ほんといつもうらやましく思ってましたもの。

でも、やっぱり私も兄には兄の人生を歩んでほしい、
妹のことで何か足かせになるようなことはさせたくないと
ずっと思ってきたので、
tiisaiちゃんもそうだったと聞いて
少し安心しました。
そもそもそれが間違っていたのかなと
自信がなくなってしまっていたものですから。

まあ、確かに親が何も言わなくても
いろいろ回りからのプレッシャーはあるでしょうけれどね。

兄ガメについては、またいずれ書こうと思っていますが、
どうもパッとしない高校生活を送ることになりそうで
またまたモヤモヤイライラが募っている今日この頃で、
妹との関係を悩むどころでなくなっている母ですが、
それも含めて、あまり焦らず、気長に見守りたいと思います。

どうもありがとう!
[2013/05/01 10:01]| URL | カメ #- [ 編集 ]
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |

FC2Ad

上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。