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来年度に向けて
何だか年度末の会議のような堅いタイトルになりましたが
アイの、今年度しめくくりの授業参観やら
担任・校長先生との面談やらあったので、
あれこれまとめて少しご報告したいと思います。
授業参観後の懇談会の後では、
他にも担任と個人的に話したい人もいるだろうからと
今回は、授業参観に先立って、
土曜日にPTAの運営委員会をやった後に
担任の先生と校長先生との面談を持ちました。

前回の面談では、まだ学級数がはっきりしないこともあり
まだ来年度のことは具体的には話していませんでしたが、
その後の連絡帳でのやりとりや
PTAの仕事で学校に顔を出した時などに、担任の先生と話したりして
おそらくもう1学級になるのは間違いないこと
それでもアイはこのまま普通学級で行くつもりであることなど
おおまかな路線は、だいたい固まりつつありました。

というわけで、今回は
「普通学級でいくか、支援学級に移るか」ということなど
全く話題にもならず
担任の先生も校長先生も、
「来年は人数が増える中で、どういう点を考えるべきか」
ということに焦点を合わせてお話を進めてくれました。

とは言え、まずは学校と家とお互いの近況報告から。

担任のK先生
「冬休み明けは、本当に頑張っていて
 今までだと、体育の着替えが遅くなると
 いつまでも一人で教室に残って、
 校長先生や他の手のあいている先生に
 お世話してもらって連れてきてもらってたんですが、
 かえって、他の先生たちに甘えられるの嬉しいようだったので
 あえて一人で残して行ったら、
 あまり遅れずに一人で体育館まで来るようになりました。」

(う~ん、やっぱりそんなに着替えるの遅いんだ・・
 進歩してもまだみんなと一緒に行くのに間に合わないのか・・)

校長先生
「チャイムが鳴ってもまだ手を洗っていることがあって
 前だと、いくら声をかけても知らん顔で
 いつまでも手を洗って、半分水遊びみたいにしてたけれど、
 この前私が声をかけたら
 『あ、そうだ、行かなくちゃ。』と、さっと教室に戻ったんですよ。」

(あらら、まだチャイムで教室に入らないこともあるんだ・・)

K先生
「そうですね。前は休み時間が終わって、
 みんな教室に戻って、一人で校庭に残っても
 いつも平気でずっと遊んでいたのに、
 この前、やっぱり着替えが遅くなって
 教室にアイちゃんとRくんの二人だけになり、
 そのRくんがトイレに行っていなくなったら
 『Rくんはどこ?』と不安そうに聞いて
 すごい勢いで着替え始めて、
 Rくんが戻ってきたら、すごく嬉しそうで
 今までは、自分が一人になっても平気だったのに
 少しまわりが見えてきたのかなあって
 成長を感じました。」

(うーん、そんなに休み時間の後は
 教室に戻らなかったんだ・・・)
 
前回の面談で、アイがどうも取り組みが悪く
立ち歩いたり、他の子の邪魔をしたりするという
図工や体育では
支援学級の子たちが、交流で来るので
その先生にアイも見てもらおうということになっていたのですが、
残念ながら、支援級の先生が急に一人お休みなり、
人手が足りなくて、臨時の支援の先生が入ったりして
予定通りに行かなくなって、
結局これまで通りクラスで、普通に授業を受けていたそうなんですが、

「あおぞら(支援学級)が一緒でない時にも
 ちゃんと活動できるようになってきました。
 この前も図工で版画をやって、
 作業としてはちょっと難しかったのですが、
 お友達が次々に手伝ってくれて、
 みんなの共同製作みたいになったけど
 アイちゃん本人も楽しそうに
 2時間ずっと出歩くことなくやってましたよ。」


とまあ、いろいろアイの「成長ぶり」を話してくださいました。
内心(  )にあるように、今までずいぶん集団生活から
はみ出るようなことしていたんだなあと、改めて
思い知らされましたけれど、
学校側が、それを取り立てて「問題」としてとらえ、
それを理由にアイを排除する方向に考えるのでなく、
アイがどうしたらうまくやれるかを
一生懸命考えて、先生方も試行錯誤しながら
これまで取り組んできてくださったことに
本当に頭が下がる思いでした。

それを面談後の連絡帳に書いたら、
「特別支援を全く考えていないお子さんでも
 学校のリズムに慣れるのにも、
 友達との上手なやりとりを学ぶのにも
 いろいろあるものです。
 アイちゃんも同じことで
 アイちゃんに以前見られた心配な行動は
 他のお子さんにも時々見かけることです。
 アイちゃんが負担をかけているなんてことは全然ありません。
 むしろアイちゃんに効果的な方法は
 他のお子さんにも効果的ということがよくありますから
 学校側も勉強になります。
 来年も何かあれば、話し合って解決していくという流れで
 どうぞご遠慮なく。」
と担任の先生が書いてくださって、
そういうふうに、担任の先生や学校が受けとめてくれていること
本当にありがたいなと思いました。
親としてはそれを望んでいても、こちらからは
こう考えてくださいとは、ちょっと言いにくいことですからね。

来年度は、年度当初から、支援学級との交流を組み込み
必要な教科では、個別支援が受けられるように
柔軟に考えて対応していきましょうとの
校長先生のお言葉も心強く、
最後に校長先生が
「1年経ってみて、こうして『普通学級に入れて良かったですね。』と
 言えることが何より嬉しいですね。」
とおっしゃったこと、身にしみました。
親も冒険だったけれど、校長先生にしても
大きな決断だったかと思いますが
いろんなことが良い方向に進んで、
先生たちも、アイは普通学級で良かった、
この子は、普通学級だったからこそ
こんなに伸びることができた、と感じてくれていることが
本当に嬉しく思いました。

もちろん、新聞のインタビューにあったように
校長先生はすべての子が普通学級が合うとは考えていません。
たまたまアイには普通学級という環境が合っていたのだと。

私の本音としては、どんな子も一緒に学校生活を
スタートできるような環境が整うといいなと思いますが
現状では、まだまだ不安も大きいので
親が何を優先して考えるかで決まってくるでしょう。
少なくとも、この一年に関しては、
私たちの選択が間違いではなかったと思えるのは
嬉しいことです。

というわけで、来年は35人近くの大所帯で
(と言っても、それがまあ普通の人数ですよね)
また新しい環境でのスタートになりますから
それに慣れるまでまたトラブルもあるでしょう。
あるいは勉強がついていけなくなるかもしれません。
いずれにしても、何事もなく行くはずはないので
そのあたりは覚悟して、
アイが出すいろんなサインをキャッチできるよう
親の方の心のアンテナを研ぎ澄ませたいと思います。


さて、この面談の前日に
実は、毎日帰りにお迎えに行ってくれている
生協の「たすけあい」のコーディネイターの方が
突然学校を訪問して、
担任の先生や、児童館(学童保育)の先生と
いろいろお話をしていったということで
その晩に事後報告で連絡をもらっていました。
冬休み前、アイの「問題行動」が多かった時期、
一番迷惑をかけたのは、この生協のボランティアさんたちで、
アイがなかなか児童館から帰りたがらなかったり
帰り道、まっすぐ帰らず座り込んだり
よその家に寄ったりして、さんざん手こずらせていました。
その報告が遅れてコーディネイターの方に届いたらしく
それで様子を伺いに行ったらしいのですが、
冬休み明けは全然問題ないですよと言われ
「対応が遅くなって役に立たずすみません」と
謝られましたが、
おかげで、今まで三者別々の存在だった人たちが
お互いに顔を合わせて話し合いができ、
アイに対する接し方で共通理解も持てたと
親のいないところで、こうして
アイのこと考えてくれる人たちが
話し合いを持ってくれたことにも、
とてもありがたく思い、多くの人に支えられていることを
改めて感じました。

そんなふうに、たくさんの人に見守られながら
アイは今、「2年生になるから」という気持ちで
すごく頑張っているようです。
冬休み明け、問題が少なくなったのも
そういう気持ちがおおいに関係あるようです。
そういえば、昨年も「一年生になるんだ」という気持ちで
いろいろ頑張れるようになっていたし
保育所の時も、一番大きい組になる時に
やっぱりぐっと成長が見られたので
新しい年度を迎える前というのは
アイなりに、誇らしく、がんばる原動力になることなんだなと
そういう気持ちを大事にしたいと思います。
(そんなことじゃ2年生になれないよ、と
 脅しに使わないようにと、先生には釘を刺されましたが・・)

さて、これだけでも長くなったので、
授業参観や懇談会のことはまた次回に。




*ところで文中にさりげなくリンクしましたが、
 これまでブログでは公表していなかった
 前に少し触れたアイの学校生活を連載した新聞記事
 (読売新聞宮城県版「アイちゃんのいる教室」
  10回シリーズ)
 いろんな人に、もっと広くお知らせしてもいいのでは?と
 勧められたので、
 そのうち何かの機会でご紹介しようと思いつつ
 すっかり機を逃してしまっていましたが
 今回、話のついでにふと思いついて載せることにしました。
 毎回つけてくださった写真は、残念ながら
 子どもなのでネットには載せられませんが
 本文はご覧いただけますので
 もしまだご覧になっていない方いらっしゃいましたら
 良かったらご覧ください。








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[2011/02/27 14:36 ] | アイ小学校 | コメント(2) | トラックバック(0)
<<授業参観・懇談会 | ホーム | おくじょう踊り?>>
コメント
「1年経ってみて、こうして『普通学級に入れて良かったですね。』と
 言えることが何より嬉しいですね。」

との校長先生。

私たち大人だって、日常社会で周りについていけないことや、うまくいかないこと、できないことが多々あって、

まして子供たちはそれが当然で、
できないことを卑下したり批判したりするのではなく、
できるようになったことを認めたり、

できないことをどうやったらできるようになるかを考えたり、
お友達が助けてくれたりして、

そうやって、子供たちは成長していくんだなぁ、と私も嬉しく思います。

学年が上がることによって頑張っているアイちゃん、そういう気持ちを大事にしたいですね^^
[2011/03/01 02:54]| URL | ゆかち #1Qqcdk6s [ 編集 ]
ゆかちさんへ
どうもありがとう。
ゆかちさんのように、生徒の気持ちに寄り添って
親身に考えてくれる先生に出会えた生徒さんは
本当に幸せだと思います。

ただ、集団の中でだと、どんなに「良い」先生でも
いつも一人一人を見ているわけにはいきませんし
集団としての統率や規律もやはり大事なことなので
(今後、人と関わりながらやっていく上で)
それを優先させる時もあると思います。
そういう中で、それでも、その集団から時々はみ出たり
同じようにはできなかったりする子を
「問題児」として排除するような考え方を
担任の先生も校長先生もされていないということが
素晴らしいと思いますし、ありがたく思うところです。
先生の中には、やはり集団としての統率を重んじるあまり
足を引っ張る子はお荷物に感じて、
そういう子を排除したがる人もいますからね。

というか、日本の教育自体が、できるだけ
そういう子は別の枠に入れたがっているシステムですしね。
今理解が進みつつある発達障害についても
一歩間違うと、それまで普通に社会の中でやっていけた子を
「ショウガイシャ」として隔離してしまう危険性も
あるのではと危惧しています。
ショウガイでなく個性として受け入れられるような
寛容な社会になってほしいものです。
[2011/03/01 05:54]| URL | カメ #- [ 編集 ]
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