FC2ブログ
アイの着物
実家の母から、アイの七五三用の着物が届いた。

それは、アイが生まれた時に、お宮参り用
(姑がアイを抱っこし、その上にかける着物)にと、
母が作ってくれたもの。
「アゲ(お腹の辺の生地をつまんで縫って丈を短くする、
 いわば裾上げ)をすれば、
 3歳や7歳の七五三の時にも着られるよ」
ということで、
アイと同じ年に生まれた、妹の子と二人に、
おそろいでプレゼントしてもらったものだった。(色違いだったかな)
七五三は、去年はまだろくに歩けなかったし、
体も小さいから、無理に「かぞえ」でやらなくてもいいと思い、
満年齢で、今年やることにしていた。

それで、この夏帰省した時に、その着物を実家に持ち帰り、
仕立て直しをお願いしておいたのだった。
(私は当然、そういうの苦手だし、母は退職後、
 趣味で和裁学校に2年ほど通っていたから、
 夏のおそろいの浴衣も縫ってくれたし、
 今回も寸法を計ったり、やる気満々だった)

ところが、先般、ブログをしばらくお休みした際に書いた通り、
夏休み明けから、弟の家では難しい問題が起きて、
母は今、大阪の弟のところに行きっぱなし。
弟が仕事が休みの週末だけ、一泊実家の方に帰ってくる、という生活。
家に戻った時には、
90過ぎの自分の母親(私の祖母)のところに顔を出し、
デイケアの人との連絡引き継ぎなどもあるし、
家事はほとんど母任せだった、父の一人暮らしでは、
週末にためている家事もあって、忙しいはず。

そんな着物の直しどころではないと思い、
電話で、着物のことを気にしている母から、その話が出たときも、
「写真屋さんで、貸衣装借りるから、いいよ。
 今それどころじゃないだろうから、気にしないで。」
と、母には言ったのだった。

しかし、今回そのたった一泊家に戻った時に、
夜遅くまでかかって、上げをしてくれたのでした。
今は、いろいろと弟の家族のことで気を揉み、
心労もあるし、実際体力的にもきついと思うのだけれど、
その中で、私のこと、アイのことまで気に掛けてくれ、
わずかな時間をさいて、やってくれたことに
涙が出る思いでした。

けれど、母曰く、
「こうして裁縫している時が、一番心が落ち着くのよ。
 かえって気分転換になっていいから。」

ありがとう、お母さん。
七五三には、これを着せて写真撮るからね。
楽しみにしててね。

着物


(でも、アイにうまく着せられるか、不安・・・)


私は、こんな年になっても、実家に帰れば、
いつも母に甘えて、ぐうたら過ごしていました。
本当なら、もう親は「隠居」して、
帰った時ぐらいゆっくり過ごしてもらい、
私の年代がバリバリ動いて、
しきっていかなくてはいけないのだと思うのですが、
あるいは、同級生には、親の介護をしている人、
早くに親を看取った人も、いるわけですが、
私は、親が元気でいてくれるのをいいことに、
いつまでも甘えていました。

大学に入るとき、故郷を離れたっきり、
出たきりスズメになってしまい、
就職も結婚も、親の意に反した選択ばかりして、
心配のかけ遠しだった私。
でも、やはり、誰よりも一番私のことを心配し、
そして応援してくれるのは、
母であり、父だと、改めて思います。
子どもの頃、若い頃は、それなりに、
父や母との確執もあり、反発もあったけれど、
遠く離れた今は、その愛情を深く感じることも多く、
心から感謝しています。
遠くに嫁いできてしまって、何も親孝行できなくて
ごめんね。

でも、今私にできる親孝行は、自分が幸せになることかな、
とも思います。

特に、母は、どうも私が「不運な子」だと、
思っているところがあるので
(それが私の一つのトラウマで、一度記事に書きたいと
 思っていたことなんですが、それはまた別の機会に・・・)
そういう点で余計な心配をかけないように、
自分の家族、自分の人生を大事にして生きていきたい、
そうして、幸せいっぱい笑顔いっぱいの私を見せたい、
私の子どもたちの元気な笑顔を見せたい、
そう思います。

なんて書きつつ、昨日は父ガメに冷たい態度だったな。
家族の基本は夫婦だよね。ハア(←すみません、ここでため息ついて)。
ちょっと反省。。。今夜はもう少し笑顔で迎えよう。
スポンサーサイト



[2006/10/18 15:29 ] | 家族・子育て | コメント(18) | トラックバック(0)
<<芋掘り遠足 | ホーム | 午後の散歩>>
コメント
カメちゃん ここは父ガメさんが帰って来る前に
『今日はイイ天気だったね!昨日は冷たくしてゴメン』
って 夕べの細かい事には触れずに こちらから折れて見せるのも手かも~。
今夜は 笑顔を向け合えますように!

そして お母さんって 本当にいつまでたってもありがたい存在だね。
私も二十歳そこそこで 「ちょっと待て!」の言葉を無視して嫁いでしまい、そして生まれた子が障がい児。次から次へと起こるとんでもない出来事の数々。最初のウチは 可愛そう・・・としか思われなかったみたい。でも RYOと一生懸命に前に進もうとしている姿が伝わったようで 今では自慢の娘になったらしいです(^^ゞ 
見守っていてくれるだけでイイ。何もしてくれなくても 見ていてくれるだけでいいのに やっぱり いつも気に掛けて色んな事をしてくれます。
親を超えようと頑張るけど やっぱり 親って偉大な存在だって いつも思います。
私達も いつまでも親修行かもしれないけど 頑張って行きましょうね!
苦労なんて 通り過ぎれば 良い思い出!

心のこもった可愛いお着物で 七五三のお祝い 楽しみだね!
忘れられない七五三になりそうだね。
[2006/10/18 16:30]| URL | may #yErO6BWs [ 編集 ]

はじめまして
「やっとこ」と申します
飯村さんのブログから
やってまいりました
どうぞよろしくお願いします<(_ _)>

お母様の心
うれしいですよね

親って、いくつになっても
ありがたいものですね

アイちゃん
七五三の着物を着てくれたら
うれしいですね


[2006/10/18 18:09]| URL | やっとこ #a2H6GHBU [ 編集 ]
>ありがとう、お母さん。

この言葉が言えるカメさんを羨ましく思います。私の母は44歳で、さっちゃんママの母は47歳で他界しました。ですから、ご両親が長生きされている方のお話を聞くと、とってもいいなあと思います。
特に、お母様の深い深い愛情には心打たれます。アイちゃんが着物を着ている姿をご覧になったら、どんなにか喜んでくれるでしょうね。
アイちゃんは、可愛いから、着物も似合うし記念写真も可愛く撮れると思いますよ。
[2006/10/18 19:37]| URL | さっちゃんパパ #q9wwattU [ 編集 ]
素敵な御着物ですね!

アイちゃん!お似合いだと思います。

私も父を亡くしていて、今は母も入院中!私は結婚もせずとっても心配、独り暮らしと本当に親に心配を掛けても孝行は出来ていません!孫の顔も見せられない自分に…!

反省!
[2006/10/19 02:44]| URL | 桜狸 #- [ 編集 ]
ご両親が読んだらきっと感激されるでしょうね。
思っても、素直に言葉にするのは
難しい気持ちってあると思けど
なんか言葉で伝えてほしいわ~、
愛情深いお母様に。
他人事みたいに言ってますね、わたし・・・。

自分が幸せになることが親孝行、
そうですよね、同感です。

ダーリンに冷たくしちゃダメですよ~。



[2006/10/19 09:00]| URL | tiisai-ningyo #- [ 編集 ]
可愛い着物ですね。
アイちゃん、きっと似合うでしょうね。
離れて暮らすお母様の愛情たっぷりe-265
七五三の写真が楽しみデ~ス。

実は私…
Mayuの入院に際し、私の老母からのサポートが得られなくて
「Mayuにはオバアチャンはいない」なんて憎たらしいことを思ってたのですが…
先日、電車で遠くの神社まで行き「お守り」を頂いてきてくれたのです。
 幾つになっても母は優しくしてくれます。
 幾つになっても娘の私はワガママです。
反省!

今週末、一緒に食事をする予定なので素直にお礼を言って楽しく過ごします。

[2006/10/19 17:47]| URL | ウッキィ~母 #- [ 編集 ]
ウッキィ~母さん、良かったね!

私も感じます。いつまでも母は母だと!

昨日、入院中の母からやっと重湯になったと連絡が入りました。

最近昼間も家にいない私。声掛けが出来ない。

少し寂しいです。

皆さんのコメントを見ていたら、旧に書きたくて…(ごめんなさいカメさん!)
[2006/10/20 02:50]| URL | 桜狸 #- [ 編集 ]
v-34mayさま
ふふ、父ガメには「ゴメン」までは言えなかったけど、好物の柿を出したり、少しはやさしくしてあげました。でも、それがちょうど給料日だったから、それで、と思われたかも (^ ^;) ま、でも、少しでもこちらが変わる、いい方向に働きかけるって、やっぱり大事だよね。ここんとこ、父ガメ大きい仕事が入っていて、忙しくてピリピリしているので、その態度にこちらもついムッと来ることあるんだけど、それでこっちまでツンケンしていたら、ほんと家の中のムード悪くなっちゃうものね。なんとか頑張ります。

遠く離れているから、よけいに親のありがたさを感じるのかもしれませんね。mayちゃんところのご両親の愛情も、時々の記事からだけでも、すごく伝わってきます。でも、mayちゃんは、私と違って、それに甘えっぱなしじゃなく、実家に行ってもよく働いてくるし、日頃もこまめに連絡取っていて、えらいよ。そして、何より、mayちゃんのブログを見ていたら、ご両親は安心だね。こんなに明るく楽しく、よく頑張っている娘を、誇りに思われることでしょう。(いや、親から見れば、その健気さに涙することもあるかな。)私もそのようでありたいと思います。

七五三、ちゃんと着物を着たアイの写真をUPできるといいのですが・・
[2006/10/20 04:59]| URL | カメ #- [ 編集 ]
v-34やっとこさま
コメントありがとうございます。いつもお名前お見かけしており、こちらも訪問させていただいたことありました。(コメントは残しませんでしたが)しばらくぶりで伺ったら、新しいブログになっておられたのですね。啓蒙的なブログで、勉強になりました。
私の方は、自分のブログでは、ほんとに日常の私的なこと(ほとんどが育児日記)しか書いていないのですが、その分、飯村さんところの時事問題トピックでは、熱く語ってしまいます。まるで違う印象だと思いますが、どうぞよろしくお願いします。
[2006/10/20 05:04]| URL | カメ #- [ 編集 ]
v-34さっちゃんパパさま
お二人とも40代でお母様を亡くされているなんて、今、自分がそういう年齢に近いと、そんな若さで子どもを残していかれたこと、ほんとに心残りだったことでしょうし、さっちゃんパパさんもママさんも、若い頃から、母に甘えるということもできずに、自分の力で頑張ってこられたかと思うと、改めて、大変なことだったなと思います。私は、離れているので、ふだんの実生活では特に助けをもらっているわけではありませんが、やはり精神的な支えというのが大きいので、たぶん、どれだけ年を取っても、親がいなくなるというのは、耐え難いつらさのように思えます。こうして元気でいてくれること、もっともっと感謝しなくちゃですね。
[2006/10/20 05:11]| URL | カメ #- [ 編集 ]
v-34桜狸さま
お母様が入院中ということで、ご心配ですね。
親って、年を取っても、自分が病気でも、やはり子どものことが
一番心配みたいですから、どうぞ、お時間のある時は、ちょくちょくお顔を見せてあげてくださいね。
「孫の顔」の方は妹さんに任せて(桜狸さんもいずれよき出会いがあると思いますが、すぐってわけにはいかないでしょうから)、まずは、ご自分の元気な姿をお見せするのが、
お母様にとっては何よりの孝行だと思いますよ。
私も結婚して10年以上子どもがなかったので、
親に対し肩身の狭い思いはわかりますけどね。
[2006/10/20 05:18]| URL | カメ #- [ 編集 ]
v-34tiisai-ningyoさま
そうですね。言葉で伝えるって、大事ですよね。実は、着物と一緒に、母からは手紙も入っていて、いつも、帰省した時の荷物を送り返してくれるだけの時でも、母はよく手紙を書いてくれるのですが、私の方は、最近誕生日や母の日ぐらいしか書かなくなっていました。離れていることもあって、前はよく手紙を書いたのですが・・・また久しぶりに母に手紙を書いてみようと思います。ありがとう!

夫にも、やはり言葉で伝えること、必要ですよね・・・これが、なかなか素直に言えないのよね~。ま、せめて態度だけでも改善に努めまーす。
[2006/10/20 05:22]| URL | カメ #- [ 編集 ]
v-34ウッキィ~母さま
お礼を言うチャンスがありそうで良かったです。
他の人が親に助けてもらっている話など聞くと、自分だけ協力がもらえなくて大変、てな気にもなるのですが、やはり、親はいつも心配してくれているんですよね。うちも、やはりアイの手術の時、お伊勢さんまでお詣りしてお守り買ってきてくれたりしました。私の分までくれたりして、ああ、今私の体を心配してくれるなんて、それは自分の親だけだよなーとしみじみ思いましたね。

七五三の写真、ちゃんと載せられるといいのですが・・・週末は兄ガメの野球とか入っているし、まずは日程を調整するのが一苦労だわ。かなり遅くなるかも・・・
[2006/10/20 05:30]| URL | カメ #- [ 編集 ]
v-34桜狸さま
お母様の具合が少しでも良くなられたということで、良かったですね。でも、よくなってやっと重湯では、かなり大変な状況だったのですね。ご心配ですね。
お仕事していると、なかなか面会時間に間に合うように、行けなかったりしますものね。せめて、「寂しい」という桜狸さんの気持ちが伝わるといいですね。
お母様のご回復をお祈りしております。
[2006/10/20 05:33]| URL | カメ #- [ 編集 ]
カメさんこんばんは。こないだの記事のお返事すごく励まされました、また向き合うことへの一歩になりました。七五三の御着物かわいいですね、私は日本の古典的な柄の着物が好きです、そしてそこにおばあちゃんの愛情がいっそう入っていると思うと本当に伝統を感じます。大変な状況の中でも仕立ててあげたいという心に美しさと温かさを垣間見た思いです。この時期近くのショッピングモールで七五三姿で写真を撮りに来ている光景を見ると私はまだ気が早いですが楽しみになります、ですが私の母のほうがもう赤がいいやら白地もいいやら・・などどよく話してきます・・おばあちゃんの大仕事ってわけなんです!
[2006/10/21 23:58]| URL | aloha_mari #- [ 編集 ]
お母様としては孫であるアイちゃんに喜んで欲しくて頑張ってアゲをしてくださったんですね。とっても優しいお母様。
そうですよね。カメさん家族が幸せになることが一番の親孝行だと私も思います。私も去年父がそして今年の夏母が癌になり、いつまでも親は元気ではないと目の当たりにしました。だからカメさんのおっしゃることがとってもよくわかります。
アイちゃんは七五三されるんですね。
うちもチイちゃん7歳だけど、今年する予定です。
また、記事を楽しみにしています。
[2006/10/22 18:00]| URL | チイちゃんママ #- [ 編集 ]
v-22aloha_mariさま
お返事遅れてごめんなさい。そんなふうに言っていただけて、
嬉しいです。
七五三は日本だけの風習かしら?韓国ではまた何か違ったお祝いがありそうですね。日本のと韓国のと両方で、成長をお祝いされて、海郷ちゃんも幸せですね。成長が早いようですし、「かぞえ」で来年お祝いしてあげてもいいかもしれませんね。そういうのって、親以上におばあちゃんたちが楽しみにしているものですよね。何にしても、家族みんなでそういうお祝い事を迎えるというのが、嬉しいことですね。
[2006/10/26 08:11]| URL | カメ #- [ 編集 ]
v-22チイちゃんママさま
すみません。こちらのコメントの方に気付くのが遅れて、お返事が遅くなった上、なぜか新しいコメントが上に入ってしまって、わかりにくくて、ごめんなさい。
そうですか、相次いでご両親が癌になられたなんて、大変でしたね。実際のお世話の大変さ、ということもあるけれど、私の場合は、どちらかというと、精神的に頼りきっているので、もしそういうことになったら、結構参っちゃいそうです。でも、いずれはそういうところ通過していかねばならないんですよね。そう思うと、今のこの時を、もっと大事にしなくちゃ、と思います。
[2006/10/26 08:20]| URL | カメ #- [ 編集 ]
コメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する

トラックバック
トラックバック URL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)
| ホーム |