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学芸会
運動会と並んで、
子どもの頑張りと成長を、目の当たりにできる、
小学校のメイン・イベント、学芸会。

兄ガメの6年間は、暗闇と大きな音苦手のアイを連れて
いつも体育館の後ろの方で、いつでも出られる体勢だったので
遠くからの小さな姿しか見えなくて
兄ガメの姿を追うだけで必死、
泣いて外に出たがるアイをなだめながら見ていたので
劇の内容や全体の流れなど、よくわからず
昨年など、他の6年生のお母さんたちが感動して泣いたと言ってるのに
感動までの余裕はなかった・・・

それが今年初めて、前の方に「席取り」をして
ゆっくり一人で(父ガメはビデオ&写真撮りで別の位置に)
すべての演目をたっぷり味わうことができた。
学芸会って、こんなに感動的だったのね~・・
よその学年の演技にも、たびたび涙しながら見てしまった。

さて、肝心のアイさんは・・・
入学前から、学芸会は一番心配な行事だった。
暗い会場、大きな音。
アイの苦手なものだらけ。
毎年耳をふさいで、伏せているのに、
保育所の小さなホールでも、
本番では下を向いて、ほとんど声が聞こえないくらいにしか
セリフが言えなかったのに、
こんな大きな会場で、ちゃんとできるんだろうか。
セリフが言えるか、なんてところまで心配するより
まず、その場にいられるかが心配だった。

だから、とにかくこういう場に慣らそうと
兄ガメの中学校の合唱祭にも文化祭にも連れて行った。
案の定、耳をふさいでいたけれど、
時々知っている曲では顔を上げて見ていた。

先月小学校で映画の上映があった時、
最初はどうせ耳をふさいでしまうだろうし
ストーリーも難しいから(「西の魔女が死んだ」でした)
参加させずに帰してもらおうかと思ったけれど
担任の先生も、練習になるから、参加してくださいと言ってくれて
半分寝ていたらしいけれど、とにかく参加して
最後まで観ていたとのこと。

そんな状態だったから、
役の方は何でもいいから、その場にいられればいいと思っていた。
それが夏休み明け、演目が「ピノキオ」に決まり、
連絡帳によると、
どの役をやりたいか、みんなに聞いたら
「アイさんは、ピノキオをやりたいと言いました。」とのこと。

保育所の年長の時の発表会は、
残念ながらインフルエンザで欠席し、
どのくらい人前で話せるようになったかわからずじまいだったけど
その前の年までは、保育所の発表会でも
音楽療法の発表会でも、とにかく下を向いて声が出なかったアイが、
小学校に入ってからは、目立つの大好き、
人前で話すの大好きになって
恥ずかしがり屋だったことを話しても、
先生には信じてもらえないくらいになっていたので
劇で主役(?今の小学校の劇は、どれも同じくらいのセリフの量で
どれが主役ということはないように作られているようだけれど)を
やりたいと言い出しても、やっぱりね、という感じで
そんなに驚きはしなかったが、
教室ではすっかりお調子者でも、
果たして、そんな大きな舞台でちゃんとやれるのかとなると
それはかなり疑問で、大丈夫かなあと思っていた。

セリフは短いところを割り当ててもらったので
(小学校の劇では、同じ役の子が何人もいるので)
それを覚えることは難しくないと思ったけれど、
問題は、舞台の上で、うつむかないでちゃんと動けるか
聞こえる声で言えるか、ということ。

さて本番。
まだ暗い舞台で、最初の場面に出てくる子たちが
並んで準備をしている中にアイの姿が。
暗くてもちゃんと普通に座って普通に行動してる。
それだけでも、ふだん暗闇をこわがるアイからは考えられないこと。
へえ、自分の出番になると違うもんだな。

そしていよいよスタート。
アイは最初のナレーションのセリフ。
「むかし、むかし、ある夜のこと」
ちょっと低めの声ではあったけれど
保育所の時とは比べ物にならないくらい
ちゃんと私のところまで聞こえる声で言えた。
(でも後ろの方はちょっと聞こえなかったかも・・)

ナレーションが終わるとすぐに舞台袖にひっこんでしまった。
そして、別のピノキオ役の男の子が
堂々と長いセリフでしゃべってる。さすがだな。
1年生でも、こんなに長いセリフ言えるんだ。

でも、アイも、確か、家で言ってたセリフはもう一つあったから
もう一度ぐらいは出てくるだろうと期待して見てた。

すると、ピノキオが学校に行かずに人形劇の一座に入り
一緒に人形たちと踊る場面で登場。
人形たちに踊りに誘われて
「ありがとう」と言って、
人形役の子たちと一緒に楽しそうに踊る姿が、
何ともアイにはピッタリの場面。

学芸会1

さらに、家では聞いたことなかったセリフも。
「もっと楽しい踊りを踊ろうよ。」
そして、これは家でも何度か言っていた
「ワン、ツー、ワンツースリーフォー!」
そのかけ声で、テンポの速い曲がかかり
さらにノリノリで踊ってる

学芸会2

まわりで一緒に見てた知り合いのお母さんたちが
口々に「アイちゃん、かわいい~!」と言ってくれた。

その後、踊りの途中で、バーンと大きな音がして
「お前たち何をしているんだ!」と怒鳴られて
踊りが中断させられる場面でも、全然耳をふさぐことなく
最後までちゃんと演技できていて、
そっちの方が驚きだった。
なりきっていれば、大きな音も大丈夫なんだなあ・・

というわけで、とにかく、楽しそうに演じていたのが
何よりだった。
まだまだ他の子に比べて、声は小さかったけれど
アイにしてはあれだけできたら、上出来。

先生もまた、セリフが少なく踊りの多い
アイにピッタリの場面を割り振ってくれるとは
本番を見るまでわからなかったけれど
さすがだわ、とそのこともありがたく思った。


学芸会終わって帰る時も、たくさんの人に
「アイちゃん、かわいかったねえ。」
「アイちゃん、踊り上手だったね。」
などと、ほめてもらって、嬉しそうなアイだった。
(これでますます教室では調子に乗りそう・・
 最近は、発表など目立つことばかりしたがり、
 地道な漢字練習には取り組まず、人の邪魔をしているらしい・・)

アイの小学校に入ってからの
大きな成長ぶりを改めて認識し、
またたくさんの人の温かい目、声援を感じられた、
いい学芸会だった。
(兄ガメが、中学校の行事で来られなかったのは残念だったけど)

1年生が最初だったので、他の学年のはゆったりした気持ちで
楽しむことができたし。
他の学年の子たちも、本当によく頑張っていて、長いセリフや
難しい内容のものに、取り組んでいて、感心しながら見てた。
子どもたちが一生懸命にやる姿って、それだけで素晴らしく、
涙もろい私は、人の子でもウルウル来て、涙拭き拭き見てたけど
不思議と我が子の時は、見る方も緊張しているせいか、
涙など出なかった・・・



学芸会の後には、また担任の先生と少し面談。
前回の面談で、やはりできるだけ顔を見て話そうと決めて
それ以降、何かの行事、PTAの仕事の時には、
その都度担任のところに顔を出すようにしている。
(というか、担任の方から、○○の後にお寄りください、
 と声をかけてもらうので、顔を出しやすい)

その中で出てきた、アイの「困ったちゃん」編パート?は
また後日・・・








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[2010/11/16 01:03 ] | アイ小学校 | コメント(6) | トラックバック(0)
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コメント
ピノキオ!!
アイちゃん立派~!!
写真から、とてもイキイキと演技している様子が伝わってきます。

奇遇なことに、私も小学校2年生のときの学芸会で「ピノキオ」をやったんです。

テープかレコードで、音声や音楽が流れていて、生徒たちはそれに合わせて、動いたり踊ったりするタイプの演技だったので、セリフはなかったんですが、

「真っ赤な洋服、素敵でしょ~。青いズボンもステキでしょう~。黄色い帽子は、まぁまぁだけどー、ヤッホー!かっこいいだろ、ボク、名前はそうだよ、ピノキオ~♪」

そんな歌とともに登場する劇でした。

アイちゃんの写真を見て、その時の歌と同じ衣装で、
また、「もっと楽しい踊りをしようよ!」
と、ノリノリで踊るのも同じで、

同じ演目なんで、そりゃそうなんですが、
なんだか、とっても懐かしく、

30過ぎても当時のことを覚えているんで、アイちゃんも、きっと「ピノキオやったんだ!」と、ずっと思い出に残ることと思います^^
[2010/11/16 04:24]| URL | ゆかち #6WGsx386 [ 編集 ]
本当に可愛いアイさんですね!
私が覚えている学芸会は、5年の時に風神雷神のお話みたいな感じでした。
確かその時にやったのは、風神でした。
でも、一番セリフが少なく、ただ私は大きなうちわを持っていただけ…
[2010/11/18 01:50]| URL | 桜狸 #- [ 編集 ]
すごいね~すごいね~!
1年お預けだった 舞台発表で こんなにも成長が見られるなんて
本当に感激だったね!
RYOの文化祭に来てくれた時よりも 更に暗がりや
大きな音も大丈夫になったんだね。

下の写真のポーズも ホントきまってるv-233

いろんな事を吸収してるんだね~。
困ったことも吸収しちゃってるみたいだけど^^;

全て成長(*^。^*)

一つ前の兄ガメくんの作文にも感動しちゃった。
お兄ちゃんの中でも アイちゃんや他の障がい児の事が
普通で、捉え方が素晴らしいなぁ。
支えあいっていう事の 大事な1歩、人として大事な事を魂に持ってるんだわ!
[2010/11/19 22:40]| URL | may #yErO6BWs [ 編集 ]
ゆかちさんへ
おお~、ゆかちさんもピノキオをやったんですね!
衣装の色がその頃と変わらないというのは、ディズニーの
イメージが定着しているんでしょうか。。。
いずれにしても、楽しく演じられたのは何よりで、
アイもその「楽しかった」という思いとともに
ピノキオ演じたことを、ずっと覚えていてくれるといいな。
(結構この子たち、記憶力はいいので、覚えていそう・・)

今はたいていの劇がミュージカル風になっていて
一人一言はセリフを言い、あとは、みんなでステージ下で
並んで歌を歌ったり踊ったり、というパタンが多いようです。
セリフは少なくても、ずっと我が子が出ていて
何らかの形で参加しているので、比較的公平にどの親も
満足できる形を工夫したんでしょうね。

[2010/11/23 06:56]| URL | カメ #- [ 編集 ]
桜狸さんへ
うふふ。私たちの頃は、主役と脇役が結構はっきりしていましたよね。

でも、風神なら、カッコイイじゃないですか!

私なんて、かすかな記憶をひもとくと、「風船1」なんてので

ただ「わ~」といいながら走っていくだけの役でした。。。

ま、自分の人生だけは、自分が主役ですから・・

いろいろこだわりながら、楽しみましょう!!
[2010/11/23 07:00]| URL | カメ #- [ 編集 ]
mayちゃんへ
そうなの、そうなの~。
昔のアイを知っててくれる人には、ほんと、
こんな大舞台でうつむかずにちゃんと演じられた
というのは、もう驚きですよね~。
(小学校に入ってからのアイしか知らない人は
 出たがり目立ちたがりのアイだから、当然のように思うんですが)
特に、去年のブランクがあって、1年前はどうだったのかが
わからないだけに、ドキドキでした。
保育所の頃は、練習の時はちゃんとできていても、
本番になったら、もう下を向いて声が聞こえない状態でしたからね。
年長になって、だいぶ人前でも話せるようになってきて
どう変化したか見たかったんだけど、それができなかったのでね。

まあ、悪い言葉も覚え、行動範囲も広がった分、脱走など
いろいろ困ったちゃんもやらかしてくれるんですが、
それも成長過程ですかねえ・・・日々振り回される先生に申し訳ない!

兄ガメは、ふだん何を考えているかさっぱりわからないので
そういう感じ方をしていたんだと知ったのは、意外な発見で
少しは見直したけれど、相変わらず、日々の生活はぐうたらで
毎日小言です。。。
[2010/11/23 07:07]| URL | カメ #- [ 編集 ]
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