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卒団式
日曜日は、兄ガメの野球の「卒団式」でした。
最後の試合が終わった後も、
6年生も普通に練習に参加し、
2月にはチーム対抗駅伝もあって
まだまだ6年が主役でしたけど、
これでいよいよ正式に”引退”となります。

毎年、この卒団式では、
どんなに勉強の苦手な子でも
思いのこもった作文を書いてきて読み上げるので
卒団生の親でなくても、涙、涙、になるのですが
何週間も前から、気になっていた
作文嫌いの兄ガメの作文、
案の定、前日の夜になっても、白紙状態でした。。。
前日は午後練習だったので、
午前のうちに書いてしまいなさいと言ってたのに、
ちょうど私が総務の仕事で、対戦結果をまとめていたので
試合のことなど思い出すのに役に立つだろうと
その資料も見せてあげていたのに、
結局何も書かないまま練習に行ってしまい、
帰ってからは「お腹すいた~」と夕食、
そして、「少し休憩」とゴロ寝して
テレビなど見て、とうとう8時になり、眠そうな雰囲気。。。

堪忍袋の緒が切れた母は、
テレビのスイッチを消して、
「明日の午前中はボウリングだけど、
 もし今夜書かなかったら、兄ガメだけ家に残って
 ボウリングは欠席して作文書きだからねっ!!」
と言い捨てて、アイとお風呂に入り
さっさと寝てしまいました。。。

とりあえず、何とか夜のうちに書いたようで
朝起きて見たら、テーブルの上に汚い字の原稿用紙がありました。

この卒団式の作文では、みんなあれこれ
思い出のある試合のことなど書き出して
長くなりがちなので、
監督からは、長くても原稿用紙2枚まで!
と言われていたそうなんですが、
(他の子はみんな、2枚分ギッシリ書いてきていました)

ところが、兄ガメのは、1枚とちょっと。
「え~、こんな短いのでいいの?」と言うと
「だって監督は1枚半ぐらいがちょうどいいって。」
「半もないでしょ、これ。2行ぐらいじゃん。」
「いいから、あとは、アドリブで適当に付け足すから。」
「はあ~? そんな緊張してる場面で、アドリブなんて
 無理に決まってるじゃん!今付け足しなさいよっ!」

感動するために、本番まで読まないつもりでしたが
これではあまりに心配なので、読んでみました。
中味は、思ったよりは、まあ悪くはないけど、
やはり具体的な試合の場面とかそういう描写がなく
一言で「苦しさ」とか「~した喜び」とか
抽象的にまとめちゃって、要約文じゃないんだぞって。

兄ガメの作文はいつもこう・・・
どこかに行った話は「おもしろかった。」
戦争の話を聞いても、「とても勉強になった」と一言。
そうじゃなくて、どういう話のどの部分を聞いてどう感じたかを
書くのが作文なのに。

それでも、好きな野球のことなら少しは書けるかと思ったのに、
それすら、具体的なこの試合のこの場面でどう嬉しかったとか
悔しかったとかいうことを書かずに、一言でまとめて書いた作文に
もうガッカリです。全く~。

親の方は、泣く気満々だったのに、
これじゃあ、小さくなってるしかないわ。はあ。。。

でも、アイがとにかく木・金と熱を出し、
土曜日には何とか熱は下がったものの、鼻水・咳がひどくて
この卒団式に出られるかどうかの方が気がかりで
鼻水対策や、アイのおやつ、おもちゃなどの用意で手一杯で、
結局兄ガメの作文はそのままに、出発。

午前中のボウリング大会は、
私とアイは、これまで行ったことなく、今回初めて参加。
(毎年、5年生以下のお母さんたちは
 行事係の人以外は、その間に卒団式の会場準備だったので)

アイは、もちろんキッズレーンにしてもらってですが
5ポンドの玉を一人で持つと言ってきかず、
あぶなっかしかったけれど、
指の穴にもちゃんと指を入れ、何とか一人で持って、
投げた、というより、落とした、あるいは置いて転がした、
という感じで、それでも、2ゲーム一人で投げました。
玉がピンに到達するまでの長いこと長いこと・・・
他のレーンの倍時間がかかってしまい申し訳ない
とりあえず、1ピンでも当たると喜んでいて
初ボウリングが体験できて良かったです。

さてボウリングでお楽しみの後は、
会場のコミュニティセンターに戻って
団員はユニフォームに着替え、いよいよ卒団式。
キレイに飾り付けした会場で、
兄ガメたち6年はステージの上に座ります。

監督の言葉などの後、いよいよ卒団生の言葉。
一人ずつ、作文を読み上げます。
卒団生6人いるうちの、兄ガメは4番目でした。
他の子たちは、やはり、初めて出た試合のことや
接戦で勝った試合のことなど、
自分が嬉しかった場面を細かく語っていました。
そして、親や監督・コーチへの感謝の言葉でしめくくり。
みんな同じパタンとはいえ、一人一人にそうした
特別な試合の思い出があり、いろんな経緯があったのがわかります。
4年半も一緒に見てきた子たちだから、
よその子の作文でも、聞いていてポロポロ泣けましたし
中には、自分も詠みながら泣いてしまう子もいました。

さて、兄ガメの番になり、兄ガメは泣きもせず淡々と読んでいたし、
私は短いのを知っているので、小さくなって聞いていましたが、
兄ガメも、やはり他の子のを聞いて、これでは足りないと思ったか、
家で読んだ時の作文には書いてなかったことも、少し付け足して
いかにも読んでいるふうに言ってて、笑いそうでした。
そして、最後の感謝の言葉の時にも、
作文になかった、「野球用具を買ってくれたお父さん、
試合のたびにお弁当を作ってくれたお母さん」への感謝の言葉も
入っていて、ちょっと驚きました。
他の子は、お母さんへの感謝は入っていても、
お父さんがコーチの子は別にして、
お父さんのことに触れた子はいなかったからです。
うちなんて、一番非協力的な父親だったにもかかわらず
その父のことにまで触れたというのが意外でもあり、
ちょっと嬉しくもありました。

というわけで、肝心の我が子の時には、泣けなかったけれど
それでも、みんなの真似に過ぎないとしても
こうして野球を続けてこられたのもまわりのおかげ、という
言葉が出てくるまでに成長してきた、このチームでの日々と
そう育ててくださった、勝敗優先主義ではない、監督の温かい指導に
本当に感謝です。

心底野球が好きで頑張った子たちに比べて
努力も気力も足りなかった兄ガメだということも
改めて思い知ったところもありますが、
それでも、何の取り柄(野球において)もない兄ガメを
エラーしても、打てなくても、非難することなく、
仲間としてあたたかく接してくれたチームメイトたち
けして見捨てず丁寧に指導してくれた監督・コーチたちのおかげで、
ここまで楽しく続けてこられたことも、ありがたいなと思います。

野球の方は、ヘタでもいいから、
上手になるための努力を惜しまなかった、なんて
ほめることができれば良かったけれど、
それは残念ながら言えないですけど・・・
でも、この4年半、野球をやってきたことで
体も丈夫になり、たくましくなったし、
自分でも体力やスポーツに自信を持てるようになったと思います。
そして、つらい練習にも耐えることや、逆に楽しいこと、
親だけでは与えてやれない、貴重な体験もたくさんできました。

そして、兄ガメだけでなく、私やアイも
外で長く過ごすこと、キャンプや芋煮会などの行事、
たぶん、野球に入ってなければ知らなかった体験を
たくさんできたし、世界が広がったと思います。

最後に、保護者からも一人ずつ話をした時、
兄ガメが、野球などと全然縁がない家庭で育ち、
むしろ父親が大反対する中で、野球に入りたいと言った時は
まさに我が家にとっては「青天の霹靂」だったこと、
最初は半信半疑で、ピアノもまだ専門コースでやっていて
3年の冬までは、土曜のレッスンがあり、
練習の半分は休んでいた状態だったこと、
ピアノも半ばあきらめ、やっと野球に専念できるようになったら
今度は4年生の夏頃、本人が練習を休む状態が続いたことなど、
それを超えて、ようやく5年生くらいから
イキイキした顔で出かけていって、試合に出られるのが
嬉しくてたまらないという状態になるまでの
紆余曲折から、上に書いたような感謝の気持ちまで、
長々と話してしまいました。
兄ガメの作文が一番短かった分、
親は一番長くしゃべってしまいました。

私がしゃべりすぎるから、兄ガメは無口になるのかしらん。。。

ま、そんなこんなで、卒団式も、感動感動というより、
最後までハラハラ、イライラさせられっぱなしの兄ガメでしたが、
まあ、いろいろありつつ、
うんと頑張ったとは言えないけど
何とか最後まで続けられて良かったね。兄ガメ。
この日を迎えられたことは、母さんほんとに嬉しいよ。



さて、この式の間、他の小さい兄弟たちは、
親のひざに抱っこしたり、あきてチョロチョロ動き回ったりする中、
アイは、下級生のお母さんたちと、後ろの方に座って
しっかり様子を見て、拍手などしたりして、
とてもおりこうさんでした。
ちょっと感心しちゃいました。

でも、ボウリングの時は、みんな帰るのに、
一人でゲーム場の方に行きたがって、
それを同級生に止められたら
かんしゃく起こして、泣きわめくという
とんでもない「悪い子ちゃん」の場面もあったんですけどね。

アイにとっても、こういういろんな場面を
一緒に体験するのは、いい勉強だなと思いました。


* * *

この卒団式を皮切りに、3月は巣立ちの行事が目白押し。

翌日は、勤務校での卒業式があり、
去年教えた子たちが旅立つ姿に
やはり感慨を覚えました。
教員にとって、やはり生徒が巣立っていくことは
一つのゴールであり、忘れられない日として
胸に刻まれます。

進学校では、大学受験の合間の卒業式で
まだ途中経過という感じで、とても
これで最後と送り出せる雰囲気ではないのですが、
それでも、受験の忙しい合間を縫って
一人一人から花をプレゼントしてくれた
心優しい生徒たちに、感動させられたこともありました。

卒業という節目を経て、みんな一つずつ
大人へのステップを踏んでいくのですね。

我が子も含めて、今年巣立つみんなにエールを送りたいです、









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[2010/03/04 11:57 ] | 兄ガメ | コメント(2) | トラックバック(0)
<<希望と不安と・・ | ホーム | 一歩一歩(その2)>>
コメント
兄ガメくん、頑張りましたね。
兄ガメくんたら、もううちの息子と
あまりにもそっくりなもんだから
カメさんの書いてること
そっくり私の文章かと思うくらい
共感しますっ。
うちも、ほんとに心から思ってるのか?
と疑うような言葉を述べてました^^

でも、たとえなんとなくでも
最後まで続けられた・・・ということが
いずれ何かの時に、何かの糧になることが
あるかもしれないですものね、
縁あって始めた野球、監督、コーチ、お母さんたち、仲間、時間、経験・・・
ひとつとして兄ガメくんにとって無駄なものはないわけで。

兄ガメ君には
また新しいステージが待っていますね~
どんな風に中学生活を楽しんでくれるのか
おばさんも楽しみです♪


[2010/03/07 09:35]| URL | tiisai-ningyo #- [ 編集 ]
tiisai-ningyoさんへ
こじかくんの時もやっぱり卒業の言葉みたいなの
述べたんですね~。
この子たちって、どこまで感じてどこまで本気で
考えているのか、さっぱりわからなくて
日常生活では、イライラさせられっぱなしですが
「男の子」って、そういう生き物なんですかね~。

それでも、野球をやっていて得られたものは
やはり大きいと思うし、こんなに「楽しかった」って
思えることがあるのは、一生の財産になるでしょうね。
最後まで続けられたのは良かったと思います。

でも、中学になると、これまでの仲間と別れ(中学が別れるんです)
その子たちは、部活だけじゃなく、スポ少の中学チームに入るので
兄ガメは新しい仲間とやっていくことになり、
果たして、今度は続くのかどうか・・(野球部に入るとは言ってますが)
中学生活では、部活動って大きなウエイト占めていると思うので
人間関係を含めて、また楽しめるようになればいいなと願っていますが
どうなることやら、心配も半々・・
途中でやめて帰宅部なんかになったら、母は
イライラの局地で持て余しそうですからね。
なんとかこじかくんみたいに、自分らしくやれる世界を
みつけてくれるといいのですが。
[2010/03/13 06:25]| URL | カメ #- [ 編集 ]
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