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「笑顔で子育て」(1)
前に新企画としてご紹介しましたが、
エリさんや、Yさん(JDSの相談員もしておられます)を中心とする
ダウン症の親子で構成される「キッズ・パワー」と、
Y地区市民センターとの共催の行事、
名付けて「笑顔で子育て」の第1回が、昨日行われました。

これは、しょうがいのある子もない子も一緒に、
いろいろな遊びや企画を通して交流しましょう、
小さいうちから、自然に触れ合いましょう、という趣旨の企画。
市民センターの職員のOさんの積極的な後押しのおかげで、
実現にこぎつけました。
この企画ができたとき、正直言って、私は、どれだけ健常児の母子が
集まってくれるのかな?フタをあけてみたら、しょうがい児ばかり、
ってことにはならないのなか?という不安も、内心いだいていました。

お知らせが市政だよりに掲載されたというものの、本当に小さな記事。
人が集まらずにボツになった行事もこれまである、というのを
聞いていたので、どうなのかな~と思っていました。
でも、Oさんによると、事前に9組の申し込みがあったということで、
(そのうち1組はうちの通園で一緒の人だから、それを除くと8組)
とりあえず、成立しそうでほっとしていました。

当日、行ってみたら、ダウン症の仲間は、欠席もあって、5組しか
参加してなかったのですが、健常の子たちがたくさん参加してくれて、
賑やかなスタートになり、嬉しくなりました。

1回目は会場が児童館、というのも良かったようです。
申し込みをしなくても、たぶん、フラッと遊びに来た親子も
参加してくれたのかもしれません。予想より多い人数が
集まりました。

うちは、例によって、時間ギリギリに行き、しかも、
いつもと違う場所で、離れたところに車を停めたので、
アイと歩いてくるのに時間がかかり、少々遅刻して到着。
ちょうど始まったところでした。
バタバタしていて、荷物を別室に置いてきたので、
カメラもその中で、写真を撮ることができず、残念!

歌や手遊び、体操、簡単な楽器のオモチャ作り、
それを使ったダンス、パネルシアターのお話など、
芸達者な児童館の先生方の、豊かなパフォーマンスと
流れるような指導にしたがって、
次々といろいろな活動をして、あっというまに
1時間以上が過ぎました。

最後は、館長さん自らギターを弾いて、
職員の方全員が次々と手話をつけて、素敵な歌のプレゼント。
「切手のないおくりもの」

活動内容は、ごく普通の、よく児童館や通園でやるような
遊びを、一度に集めただけのもので、
特別感動的なもの、というわけではなかったのに、
この歌を一緒にうたっていたら、なぜかホロッと涙が出ちゃいました。

歌のせいなのか、
前から企画していたこの行事が、
まず1回目、成功裏に終わった、という感慨なのか、
児童館の先生方が、私たちのために、
こんなふうに一生懸命やってくださったことに対する感激なのか、
自分でもよくわかりませんが・・・

でも、皆さんきっとご存知の歌ですね。一応歌詞を載せてみます。

 1 わたしから あなたへ この歌を届けよう
   広い世界に たった一人の わたしの好きなあなたへ
 2 年老いた あなたへ この歌を届けよう
   心やさしく育ててくれた お礼がわりにこの歌を
 3 年老いた あなたへ この歌を届けよう
   心やさしく育ててくれた お礼がわりにこの歌を
 4 夢のない あなたへ この歌を届けよう
   愛することの喜びを知る 魔法仕掛けのこの歌を
 5 知り合えた あなたに この歌を届けよう
   今後よろしくお願いします 名刺がわりにこの歌を
 6 別れゆく あなたに この歌を届けよう
   淋しいときに歌ってほしい 遠い空からこの歌を

           (作詞作曲 財津和夫)


行事の部分が一応終わっても、多くの親子が残って、
自由に館内で遊んでいました。
アイも、他の子の遊んでいるのに関心を持って、
自分からどんどん近づいていき、一緒に遊んだり、
オモチャの取り合いっこをしたり、
ほんとに、普通に遊んでいる姿を見られて、
去年、最初にこの児童館に来た頃は、しばらくすみっこで
かたまっていたことを思い出すと、
やっぱり成長したなあとしみじみ・・

児童館の先生もおっしゃっていましたが、
こういう特別な企画だけじゃなく、
これをきっかけに、みんな、それぞれの地域の児童館に
顔を出すようにしていけば、自然に、地域の中で、
ことさら構えなくても、健常の子としょうがいのある子とが
交流、というか触れ合い、一緒に育っていけるのかなと思います。

うちも、通園や病院などで、なかなか児童館に行く機会が
ないけれど、たまに行っても、いつもいい出会い、体験を
得ることができて、(最近も折り紙のコマの記事でも紹介しましたね)
これから、もっともっと行きたいなーと思っています。


 * * *

昼食時になり、三々五々帰り始めたとき、
エリさんたちに誘ってもらって、一緒にお昼を食べに行きました。
そこは、皆さん、小学生のお子さんをお持ちのお母さんたち。
ご自分のお子さん達は学校ですが、小さい子たちのための企画を
お手伝いしに来てくれたのでした。

そこでの話は、もっぱら進路のこと。
今は普通級でやってきている、Yさんのお嬢さんももう6年生。
中学進学にあたって、学校や発達支援センターの先生からは、
これ以上普通学級にいさせるのは、本人にとってかわいそう、と、
マイナス面しか言われず、特殊学級にしなさい、という方向での
猛烈な説得にあったよう。
いつも前向きなYさんも、相当参っていた。

お母さんの方が、特殊学級に対して、偏見があるんじゃないですか。
普通学級に入れたいというのは、お母さんの見栄やエゴじゃないですか。

そうじゃなくて、なぜ、この子は、地域で、普通に暮らしていけないの?
人より遅くて、できない子がいたら、その子を含めて、
どうやっていったらいいか考えていくことも大事じゃないの?
それぞれ別の世界で育ってきたら、わからないんじゃないの?
いろんな子がいること、小さいうちから当たり前になってたら、
もっともっとみんな社会の作り方違うんじゃないの?

もちろん、その子の状況によって、簡単には普通の子の中で
生きられない場合もある。
誰もが一緒にというのは、現時点では理想に過ぎないでしょう。
環境が整っていないところではケアをするのも難しい場合もあるし、
一人一人手厚くしてやることで、力を伸ばし輝く子も多い。
そういう現状をふまえた上で、
でも、やりもしないうちから、この子たちがいることは無理、と
決めつけられることに、納得がいかない。
少しずつ少しずつでも、どんな人も一緒に暮らせる社会をめざして、
新しいことにチャレンジしていかなかったら、
変わっていかないんじゃないかしら・・・

誰もが地域で普通に暮らせる社会を、という
浅野前知事の理想は、あまりに理想論過ぎて、
現場ではけむたがられていたという噂も聞きますし、
元教員としては、とても今の教育現場に、これ以上の負担を
強いるのは難しい、という現状もわかります。
それでも、一歩一歩進めていきたいと願うのは、
親のエゴなのかしら・・・?

一方、肝心の本人は?
本人がやっぱりつらくて、心が壊れるなんて言われたら、
どんな理想を言ってても、それは
親のひとりよがりに過ぎなくなってしまう。
もちろん、この子が笑顔いっぱいで生きられることが最優先。
でも、それはただ隔離された世界に保護することなの?

何が、この子にとって、本当に幸せな選択なの?
どうやって決めたらいいの?


 * * *

午前のほのぼのした気持ちとは一転、
いろいろ考えさせられた午後でした。


久しぶりに、なんかひどい鼻風邪をひいて、
涙と鼻水ドロドロ、頭がウニ状態でこの記事書いているので、
感情的になっている部分はお許しください・・・
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[2006/09/08 16:12 ] | ダウン症・障がい | コメント(6) | トラックバック(0)
<<ある日曜 | ホーム | 眼鏡(1)>>
コメント
近い将来、必ず通らなければならない、進路という名の関門。
(というか、今も保育所か幼稚園か・・・と悩んでますがv-356
カメさんのおっしゃる通り、最優先される事は、いかに本人が笑顔で暮らせるかという事。
ひとつの道を選択した後に、”やっぱりあっちにしておけば良かった”なーんて
簡単には言えない事だから、悩んで迷って結論を出さなきゃいけないよね・・・。
ありのままの姿を地域社会に受け入れてもらいたいと思うのは、ミエですか?エゴですか?
どんなに優れた人間だって、所詮80余年の人生なのに、ハンデを持つ人を遠ざけようと
する社会は、自然な姿なのでしょうか。(あたしも感情的!?)
カメさん、早く風邪治してねv-343
[2006/09/08 21:55]| URL | あきぷ~ #- [ 編集 ]
今は現実的に見て 教育現場に心と時間と人手の余裕がないのは事実なのでしょうね。
数日前に特別支援教育の説明会に参加してきたのですが、その中で 特殊学級が廃止の方向だったけど 特別支援教室の名で残されると聞きました。特学なくなってたら、みんな養護だったって事??って思っちゃいました。みんなの中で成長出来る子だっているのに。。。って。
でも 『学級』から『教室』になる事で 人員配置も減るらしく そうなると 一人一人の対応も難しくなっていくのでしょうね。

でも 学校にも他の保護者にも忘れて欲しくないのが 障がいを持つ子がもたらす
他の子への良い影響です。
自分とは違う子を認める事で 優しさや配慮を 自ら考えます。
違う事で 自分というものを 改めて考える子もいるでしょう。
そして 障がいを持つ子の姿から 教えられる事もたくさんあると思うのです。
そんなソフト面を なかなか 教育現場では 取り込んで考える余裕がないように感じます。
だから 改めて総合的な学習で福祉を学んだりする事になってしまうのでしょうね。
そんな福祉の勉強など 誰もが一緒に過ごして行けたら必要ないのにね。
親の考えを 他の保護者にも理解してもらう事も とても大変な事なのでしょうね。

でも 人それぞれ 合った場所があると思います。
それは 生きていくために必要な事を学べる場。
笑顔で過ごせて 頑張る事も覚えられる場かなって思います。
希望に近い みんなに合った場所が見つかるといいね。
色んな子がいて当たり前、それに合ったサポートが一緒の場で出来る学校・地域が出来ていくといいね。

膝強打のため 感情的な部分はお許し下さい。  カメちゃんも お大事にね!
[2006/09/08 22:44]| URL | may #yErO6BWs [ 編集 ]
v-22あきぷ~さま
ほんと、これから、いっぱい悩むだろうね。小学校の子を持つお母さんたちは、
保育所や幼稚園の選択なんて、たいした悩みじゃない、みたいに言うくらいだから、
きっと、学校に上がる時にはいろいろあるんだろうね。
同級生ということで、また一緒に悩みつついきましょ。
風邪は、金曜日の晩からピークに達し、私にしては珍しく、土曜日は寝込んじゃいました。
アイにうつしそうでヒヤヒヤなんだけど・・・皆さんにもうつってないことを願います!
[2006/09/10 06:05]| URL | カメ #1CgDq8ng [ 編集 ]
v-22 mayさま
膝、大丈夫? まあ、遠出しているくらいだから、大丈夫そうだね。
私の風邪は、熱は出ないのに、なんだか頭全部がやられたみたいにひどくて、
土曜の午前中ひたすら寝ていたら、治ってきました。
風邪で寝込んだことなんて、もう20年ぐらいなかったんだけどね~。年かしら・・・e-263

学校のことでは、養護学校のことも頭にあって、RYOくんとか、妹の話聞いていると、
本当に一人一人をよく見て、工夫して、手厚くいろんなことしてくれるというのも知ってるから、
今、そういう場を必要としている子もたくさんいるし、それを普通学校には求められないことも
わかるし、別に、「みんなおんなじ」でなくたって、RYOくんのように、ちゃんと
地域の人やお友だちと関わり、お互いにいろんな経験をして学び合っていくこともできるというのも、
教えてもらっているので、けして、今ある制度をすべて否定しているわけではないのよ。
(というところもmayちゃんはわかってくれてるだろうけど)
ほんと、mayちゃんの言うように、一人一人が、自分に合った道を、選んでいけたらいいなと思う。
親の先走りで、本人の気持ちがついてこなかったら意味はないけど、
そこは、親がしっかりと子どもをよく見て、本当に必要なものを見極めることが必要だけど、
(まあ、そこが難しいわけなんだけど・・・)
でも、最初から決めつけられるのでなく、いろんな選択肢があってほしいなと思います。
[2006/09/10 06:21]| URL | カメ #1CgDq8ng [ 編集 ]
お久しぶりです。
学校の話、なんか懐かしく拝見してしまいました。
ケケケ、意気の下がった感のある極楽トンボです。ドンドン世の中の流れは変わっていますからね。
相談で同じ事を言われ、介助も付けられない。なら、極楽トンボが行こうじゃないのって!
子トンボを通常級にいれたときは1年一緒に登校した極楽トンボです。
子トンボより、極楽トンボの方が、小さな友達いっぱい出来ました。キャハ
2年で特殊に移動しました。まっ、やってやれるだけの事はやってやったという勝手な親の達成感です。あはは
学校での支援と言うのは、やっぱり何かを手伝うとか、やってあげる事ではなく、ほかの子どもとのパイプ役・接着剤になってあげることだと実感しました。
アカデミックスキルに付いては、じっくり付き合ってあげなければ・・・。まっ、特殊に行っても、その子に合った支援がどの程度受けられるかは、かなり疑問ですよね。養護学校の方が、予算も、人員もいて手厚い。
親が子どもに何を望むのかを明確に描いておかなければ・・と、極楽トンボは実感しました。
学校に行けば・・・、と、丸投げは、どこへ行っても失望を生むだけだと感じております。
特別支援教育の制度が整うのを子どもは待っていられませんからね。出来る事からやってあげねば・・・。
子トンボ、普通級での友達と言う枠では考えずに、もっとパーソナルに、お友達を作って行きました。親同士のコミュニケーションもかなりのウェイトですが・・・
でも、やはり、だんだん話しは合わなくなりますね。でも、顔を見れは声をかけてくれるし、ちょっかいも出してくれます。そんなもんかなー・・って。そんなもんです。
[2006/09/11 10:04]| URL | 極楽トンボ #- [ 編集 ]
v-22極楽トンボさま
わ~、ちょうど私も学校のことでは、極楽トンボさんのことを思い出していたところだったので、
コメント嬉しいな。
そうですね。どこに行っても、全てを与えてくれるなんてところはないわけだから
(それは普通の子でも同じですが)、やはり、学校には何を期待するのか、というところを
ある程度、しっかり自分の中に持たないと、不満ばかりになったり、
親がやるべきところまで学校に要求したりする、「理不尽な」「わがままな」親になってしまったりして、
先生といい関係が築けないと、かえって子どもにもかわいそうになりますもんね。
でも、その辺のサジ加減というか、親がどの部分をどこまでサポートしていったらいいか、
というのが、なかなか難しいですね。その辺、極楽トンボさんは、
学校に過剰に期待し過ぎず、しっかり親の方でサポートされていて、とても参考になります。
確かに制度が整うのを待ってはいられませんものね。
親としてやれることを、しっかりやっていかねば。・・・またいろいろアドバイスくださいね!
[2006/09/11 16:58]| URL | カメ #1CgDq8ng [ 編集 ]
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