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ポーテージのこと
暑くなると、アイの寝相が極端に悪くなるので
(ベッドじゅう動き回り、足や手をバタンと人の上に落とす)
最近は、ただでさえ睡眠不足がちなのに、
昨夜はまた地震で目覚め、その後なかなか寝付けなかったりして
朝どうも早く起きられません。。。今夜も珍しく夜更かしです。

今回の地震も、仙台ではあまり被害はありませんでしたが、
被害の大きかった地域の方に、お見舞い申し上げます。
宮城県では、前の地震への対策もまだまだというところで
どちらも少しでも早く、人々が安心を得られますよう、願っております。

さて、前回書くつもりで、別の話で終わってしまった
ポーテージの話を、久しぶりに書いてみたいと思います。


ポーテージというのは、ずっと以前に
旧ブログの記事で触れたことがありますが、
まあ、簡単に言うと、発達に遅れのある子のための
民間の、療育プログラム&相談事業のことです。

それが宮城県では、古川にしか支部がなくて
最初は、私も古川まで通っていました。

アイが生まれてから1年半ぐらいは、
心臓の手術が最優先ということもあって
同じダウン症の親の集まりにも、あまり顔も出せず
親しい仲間もできなくて、一人で悶々としており
心臓など、ただ病気を診るだけでなく、この子の発達を
長期的な視野で、親と一緒に見守ってくれる存在がほしくて
それを病院や公的な行政機関に求めて
あちこち駆け回ったものの、結局求めるような存在は得られず、
あきらめかけた時、知ったのが、このポーテージという組織でした。

最初「早期教育」という概念や、「プログラム」「課題」
発達の「チェックリスト」と言った言葉に、ちょっとひるんで
教育ママならぬ、療育ママになることをおそれたのですが、
ポーテージのことを知る過程で出会った、古川のKさんの
明るく楽しい、姉御肌のキャラに、すっかり魅せられて
Kさんや、Kさんが作ってきた、何でもアリの楽しいグループに
接するために、通い始めたようなものでした。

それが、半年ぐらいして、仙台でも別に支部を作ることになり
いつのまにか、中心となった方が忙しくなって
私などが連絡係として関わるようなりました。

しかし、その頃から、母子通園に通い始め
そこで初めてアイのことを、親と同じ目線で見て
愛情を持って接してくれる、
親と共に成長を細かく見ていてくれる存在を得て、
ポーテージの必要性は、だんだん私の中で薄れていきました。
1ヶ月に一度だけ会うポーテージの指導員の先生より
週に2日か3日と、日常的に接する先生の方が
よりアイのこともわかってくれるような気がしました。

連絡調整係だったこともあり、他の相談希望者を優先して
自分は人が足りない時に入ったりして、
古川の時のように、1ヶ月に一度という定期的な相談もしなくなり、
3ヶ月か4ヶ月に1度だったり、
逆に2ヶ月続けてやったり、かなり不規則になって
課題もあまり熱心に取り組みませんでした。
それでもやめなかったのは、
ポーテージを通して知り合ったお母さんたちとのつながりと、
ポーテージの指導員の素晴らしい先生方との関わりが持てる、
ということだけだったような気がします。

保育所に入って、これまた素晴らしいY先生との出会いがあり
ますます、もうポーテージは必要ないかな、という思いが
強くなってきていたのですが、
最近、少しその気持ちに変化がありました。

それは、先日の相談日の一週間前に、日本ポーテージ協会で
長年幹部の一員で活躍してこられたD先生を囲んでの
勉強会を聞いてのことでした。
D先生は、仙台支部を作るまでの一年余り、
毎月わざわざ東京から来てくださって、直接
私たちの療育相談をしてくださっていたのです。

たくさんの経験をお持ちの先生のお話の中で、
同じく参加していた、他の指導員の先生方に向けての言葉で、
「一つの課題をやるにも、親が『できない』と言うのを、
そのまま、ただ継続したり打ち切ったりするのじゃなく、本当は
その子の家庭環境、例えば、家の間取り、家族の人間関係、
などまで把握しないと、適切なアドバイス、具体的な方法まで
示してあげられなかったりするのよね。そこまで一緒に
考えてあげられる指導員になれるといいですね。」というような
話があり、「指導員は、子育てのパートナーなんだから。」
という言葉に、なんだかじーんときてしまいました。

私など、教員経験者としては、耳が痛いくらい
そこまで指導員に求めるなんてと、一方では驚きましたが、
親の立場としては、本当にありがたい思いでした。

今でこそ、母子通園、保育所と、本当に温かい先生方に恵まれ
常に身近に相談できる人がいるから、ポーテージの必要性も
あまり感じなくなっていたけれど、
指導員の先生が、そこまで親身に考えてくださるのなら
なんと心強いことだろうと、改めて思いました。
保育所や学校の先生は、一年ごとに担当が代わってしまうけれど
ポーテージの先生は、それこそずっと長期的に
そして客観的な立場で見てくれる存在なのだなあと思うと
むしろこれから、何かの時に、頼りになる存在に思えて
もっともっとアイのことを知ってもらい、
この先もずっと一緒に見守っていてほしいと思い、
これまで、2ヶ月、3ヶ月に一度で十分と思っていた相談を、
初めて自分から、1ヶ月後に予約を入れたのでした。

実際、D先生の後を引き継いで、この一年ほど
アイを見ていてくださっているK先生は、
長年、東京のショウガイ者施設の施設長をなさってきた方で、
退職後、郷里の仙台に移って、ショウガイのある子のための
NPOを設立された、経験豊かな先生で、
とてもきめ細やかにアイのことを見てくださり、
毎回の相談日のアイに合わせた課題や教材・教具なども
すごく工夫されたものを準備してきてくださって
課題など真面目に取り組んでこなかった親の方が
恥ずかしく、申し訳なくなるくらいでした。

例えば、ボタンのかけはずし、という課題でも
私は、ちょっとやらせてみて、特に指先が不器用なアイが
全然できそうもないのを見ると、どうせダメだと思って
ほとんどやりもせず、次回の相談日には、
「家にちょうどいい大きさのボタンのものがなかったので・・」
なんて言い訳してたのですが、そしたらK先生は
かわいい、アイのサイズの手作りのスモックを
貸してくださって、そのスモックだと、アイも
喜んで着るので、少しはやる気が出たりしました。
(でも、ボタンかけはまだできないままです。。。)

今回の相談では、「社会性」の面の課題のところで
どうしても集団生活の中でしか見られないものもあり
私が、今のクラスになってからの経緯や、
ちょっとした不安などもお話したら、
「今度保育所に見学に行っていいですかと
先生に聞いてみてください。」と言ってくださったのでした。
実際に指導員の先生が、わざわざアイの保育所に
来てくださるかどうかわかりませんが、
そういうことを、担任の先生に伝えるだけでも
また先生も、クラスのあり方を見直したり、
あるいはポーテージの課題を意識してくれることに
つながるかなあと思って、それもありがたいことだと思いました。

D先生のお話の中にあった「指導員は、発達の度合いや課題だけを
チェックするのが役目じゃなくて、課題以外のいろんな育児相談に
乗ること、親の育児をサポートすることが大事なのですよ。」
とおっしゃった言葉を、そのままに実践されておられるK先生だと
改めて思い、せっかくこんな素晴らしい先生にめぐりあったのだから
これから、もっともっとアイを知ってもらいたい、
頼っていきたいと思いました。

ポーテージは、一応就学年齢までの発達プログラムなのですが
D先生のお話からすると、小学校、中学校になっても
続けて相談に来ている親子も多いようで、
特に、トラブルの多い学齢期こそ、
客観的な立場で助言してくれる存在、いや、
ただ悩み事を聞いてくれるだけの存在でも
貴重になってくるような気がしています。

相変わらず、課題には、たいして真面目に取り組んでいませんが
今はこういうことを意識して接したらいいのだな、
こんな遊びもやってみたらいいんだな、
ということが頭にあるだけでもいいのかなと(勝手に)思っています。


ところで、もう一つのポーテージの楽しみは、
土曜日の相談は(仕事のために、前のように平日は無理で
土曜日にしか行けなくなったので)、郊外にある、
K先生の素敵なマンションで行われるということ。
その界隈は、新しいアウトレットモールがあり、
とてもオシャレなリゾート地っぽいところ。
ちょっと距離はあるけれど、なんか楽しい気分で行けます。
アイも、前の週に、勉強会の後、お友達と一緒に
お店に寄って、ソフトクリームを食べたのを覚えていて
次の週の相談日の時も、終わったら
「ソフトクリーム食べようね」と言うので
これは、ここに来ると毎回ソフトクリームと
すり込まれてしまったかと、ちょっとまずいなと思いつつ
でも、自分も食べたくて、やっぱり買ってしまいました。
あー、これで完全にすりこまれてしまったわ。。。
と、アイのせいにしつつ、自分も楽しみにしている母です。











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[2008/07/25 00:35 ] | ダウン症・障がい | コメント(0) | トラックバック(0)
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